〈ゾーン相場心理学入門〉常に頭へ入れておきたい重要な相場心理まとめ


ゾーン 相場心理学入門』で重要となる心構えを、Twitterアカウント@zone_botが投稿している。

この投稿を自身のブログに置いておきたかったので、Pythonで取得しGoogleスプレッドシートで重複を省く形でまとめた。

ゾーン相場心理学入門では、どういったメンタルで相場環境と向き合うかについて重要な事が書かれているので、是非全て読んでほしい。

皆何らかの形で金融資産を持つはずであり、一切相場に張らない人間の方が少ないと思う。したがって、筆者と同じくトレーダーではなくとも『相場心理』を心得ておくのは重要だと思う。

本や著者の紹介を省き、リストだけ見たい方はここから読むと良いかもしれない。

ゾーン相場心理学入門について

トレードに成功するために不可欠な「ゾーン」といわれる心理状態に達するための方法を説いた指南書。抽象的な精神論ではなく、トレードという目的に沿った解説なので説得力がある。一貫して勝つためには、どんな投資手法を用いようとも、「ゾーン」は不可欠な心理状態である。投資をこれから始める人にも役に立つが、何回かトレードで痛い目をみたことがある人、壁にぶつかってしまったと感じているトレーダーにとってきわめて有益な1冊といえる。 

逆説的に聞こえる「マーケット分析は無意味」というような表現もあり、読み始めは、「ゾーン」にどれほど効果があるものか半信半疑になってしまう。ところが、読み進むうちに、著者のアドバイスの有用性が次第にわかってくる。「トレードに勝つことは誰にでもできる」が、「一貫して勝つためには心理状態が必要」という表現も、最初は禅問答にしか聞こえない。これも、7章「トレーダーの優位性」のあたりまで読み進むと、確率的思考法という概念とともにすんなり受け入れられるだろう。負けトレードで悪い情報を意図的に避ける、マーケットに対して期待や裏切られたといった感情を抱いてしまう凡庸なトレーダーの例には、耳が痛い人も少なからずいるはずだ。

概念の説明に用いられている事例はわかりやすくて説得力がある。たとえば、著者が力説する、認識が判断にいかに影響を与えるかというくだりでは、蛇を怖がる大人と怖がらない子ども、犬を初めて見た子ども、お金をタダであげると書かれた看板を持って町に出たテレビ番組のスタッフ、といったユニークな例が用いられている。こうした事例を通じて、正しい判断を疎外する認識を、当初は意図的に、ゆくゆくは無意識のうちに、排除することの重要性がわかってくる。

恐怖心ゼロ、悩みゼロで、結果は気にせず、淡々と直感的に行動し、反応し、ただその瞬間に「するだけ」の境地、つまり、「ゾーン」に達した者が勝つ投資家になる。

マーケットについてよく知っている投資家はいるだろう。買い時、売り時、有望株を識別する優れた分析手法についてもよく知っている投資家はいるだろう。しかし自分自身についてよく知っている投資家はどれだけいるだろうか?

たとえ非常に鋭敏な分析力があり、かなり意欲的で、幅広く奥深い知識があったとしても、決断力に乏しく失敗を恐れていては、再起不能のミスを犯してしまう可能性が常にあるのだ。実際、多くの投資家がトレードやマーケットの本質について誤解と矛盾した信念を抱いている。そのため客観的な集中力を維持できず、的確な執行に不可欠な自信がなくなってしまい、トレードに悪戦苦闘してしまう。

そして、その結果はどうか。大半の投資家がトレードを始めてから1年以内に、資金の全額か、あるいは大部分を失ってしまうのだ。

マーク・ダグラス氏はトレーディング・ビヘイバー・ダイナミクス社の代表を務め、金融業界の有力者や大手企業から広く尊敬を集めているトレードのコーチである。約20年間にわたって、多くのトレーダーたちが自信、規律、そして一貫性を習得するために、必要で、勝つ姿勢を教授し、育成支援してきた実績がある。

ダグラス氏にとって、トレードで成功を収めるカギは、網羅されたマーケット分析や最新型の「システム」ではない。投資家自身の心理の強化にある。そしてそのためにはトレードを確率的視点から考察し、適切な中核的信念を取り入れて「勝者の心構え」を持つ必要があると主張する。「ゾーン」状態に達したトレーダーは、マーケットが次にどうなるか知る必要はないし、気にしない。「自分」が次にどうしたよいか知っているのだ。そこには決定的な違いがある。

本書では、投資家がトレードで一貫した結果を出せない隠された理由を明らかにし、奥底に潜む心の習性がもたらす障壁を乗り越えるため、実践的なプロセスが提示されている。ダグラス氏はマーケットの神秘に挑戦し、見事にひとつつひとつそれを明確にした。すべての株式トレードを支配する「不確実性の原理」を本書から理解すれば、ランダムな結果を大局的に見て、リスクの本当の現実を受け入れられるようになるだろう。

本書から、マーケットで優位性を得るために欠かせない、まったく新しい次元の心理状態を習得できる。「ゾーン」の力を最大限に活用し、大きく飛躍してほしい。

本書は、ブルベア大賞殿堂入り作品である。ブルベア大賞とは、1年間に発売された製品・サービスの中から、実際の投資に役立ったと評価された作品に贈られる賞だ。

マーク・ダグラスとは

シカゴのトレーダー育成機関であるトレーディング・ビヘイビアー・ダイナミクス社の社長を務める。商品取引のブローカーでもあったダグラスは、自らの苦いトレード経験と多数のトレーダーの間接的な経験を踏まえて、トレードで成功できない原因とその克服策を提示している。最近では大手商品取引会社やブローカー向けに、本書で分析されたテーマやトレード手法に関するセミナーや勉強会を数多く主催している。著書に『規律とトレーダー』『ゾーン 最終章』、講演DVDに『「ゾーン」 プロトレーダー思考養成講座』がある。

重要な相場心理のリスト

1なぜ大多数のトレーダーが成功しないのか、その理由を簡単に説明できる。彼らはどのようにマーケットを研究すれば儲けられるかを考えている。トレーダー的思考法を習得しようとは考えていないのだ。ほとんどの人がこのワナに落ちる
2創造的表現に際限のない自由は、私たちがトレードに魅了される最もよくある理由となるが、また自分に最適な行動をもたらす規則や境目の確立に、自然と抵抗感を持つ理由となっているのだ
3責任を取るとはマーケットではなく、「自分」がトレーダーとしての成功や失敗に、完全に責任を取るのだ
4責任を取った人だけがマーケットで成功を収め、選ばれた勝ち組入りが可能となるのである
5無責任による最悪の結果とは、苦痛と不満のサイクルの放置である
6利益を出すために次に何が起こりそうか知る必要はない
7成功への近道はマーケット分析の量でも質でもない
8習得した記憶・区別・信念が、環境とその機能について自分が学んだことを反映しているのであれば、また記憶・区別・信念がエネルギーとして自分の心の環境に存在しているのであれば、さらにエネルギーが場所を取らないとすれば、自分たちの学習能力には無限の可能性があると断言できる
9新しい自分を創造するために利用する道具にあたるのが、習得しようとする意欲と願望だ。そして成功への情熱がその原動力となる
10結果の不確実さは、トレードの冷たく厳しい現実である
11犯しがちなミスのうちの九五%は、間違い、損失、機会喪失、利食い失敗に対する自分の姿勢から生じる。これらを私は、トレードの四大恐怖と呼んでいる
12非常に多くの成功者たちがトレードでは悲惨な結果に終わってしまい大きな理由の一つとして、まさにその成功が自分の欲求に適応させるために社会環境を操作・支配する能力に長けていたからだと考えられる。問題はこうした技術にマーケットで通用するものはない点だ
13トレーダーが利益を出す唯一の方法は、ほかのだれかが損をした場合にある
14自己憐憫の結果、精神的苦痛を防ぐためマーケットを非難するようになると、その行為はまったくもって、汚れた絆創膏を傷口に貼るようなものである。
15トレードを仕掛けたからには利益を期待している。皆同じ理由でそうしているのである。この観点でマーケットと自分との関係を見てみればトレードの目的はマーケットからお金を引き出すことだといえるだろう。しかし同じ理由でマーケットのたった一つの目的は自分からお金を引き出すことにあるのだ
16「最高のトレーダーは他人とは違った考え方をする」
17トレードで適切な成功原理を習得するには、責任の取り方が絶対に重要だ。トレーダーとして大成するには、いかに自分で責任を取れるかということにかかっているのだ
18リスクを許容する方法の習得は売買技術の習得なのだ
19トレーダー的思考法のカギとなるのが、リスクを完璧に許容できるように自分の売買行動を再定義する方法の習得である
20ゾーンは、ただ単に集団心理を読み取れる状態だけではなく、それ以上、つまりマーケットと完全に同調している状態の心の空間なのだ
21正しい姿勢(正しい心構え)を習得すれば、トレードに関するその他すべてが、比較的楽に、さらに簡単に、そして間違いなくもっと楽しくなる
22要求や願望は心の環境から生まれ、外部環境で満たされる。これら二つの環境がお互いに一致していれば、心理的に安定した状態にあり、満足感や幸福感を得る。もし一致しなければ、不満、怒り、欲求不満といった通常は精神的苦痛とみなされる感覚を抱くのである
23トレードは、開始を決意するまで何も起こらない。そして自分が欲するかぎり続き、終了と決めるまで終わらない。これら開始、中間、終了のすべてが手に入れた情報の解釈と、その解釈にどのように従うか選択した結果である
24マーケットの動きが自分の期待を満たさないとき、心的防衛規制が、自分の欲求と満たされていないものとの差を解消しようと、どんな精神的苦痛も経験しないように跳ねのけてしまう
25本当に幸せな人は、幸せになるために何かをする必要はない。すでに幸せで、そして何かをしているのだ。
26自分に自信があるのは、マーケットがそのように感じさせるからはなく、自分の信念と姿勢でトレードし、その結果に責任を取り、そこから可能な洞察を引き出そうとするからだ
27一貫して成功しているトレーダーは、一貫して自分を自然体で表現している。一貫しようと「試みる」必要がない。すでに一貫しているのである。これは抽象的な区別だと感じるかもしれない。しかしその違いの理解は、極めて重要である
28どんなに努力しても、リスクを本当に甘受できるようになるのは難しい。特に何かを賭けているトレーダーにとっては非常に受け入れ難い
29もしトレードに潜むリスクを許容する方法を習得していなければ、そしてもし過去の経験とトレードでの経験を同様に理解してしまう傾向に警戒する術を知らなければ、結局は自分の結果に対して責任を取れずに、代わりにマーケットを非難するであろう
30トレードには「常に不透明な将来に直面しているなかで、どのように自己規律、集中力、自信を維持するか」という根本的な逆説が存在する。まさにそのことを達成するにはトレーダー的「思考」法を習得しなければならない
31自己陶酔と自暴自棄は、個人の基本原則にかなりの悪影響をもたらす頑強な心理的フォースとなる
32もしトレードでの経験を、恐怖から自信へと変えたいのであれば、そして自分の損益曲線を不規則な形から、堅調な右肩上がりへと変えたいのであれば、まずは責任を取り、マーケットが何かをしてくれるとか、何かをすべきだとか期待するのをやめなければならない
33最高のトレーダーとその他大勢を区別するのは、トレード行為やそのタイミングではなく、自分の行為についてどのように考えているか、そしてトレードしているときにどのような心理状態にあるかである
34リスクに際限のない環境で唯一勝ち続けているのは、トレードをする前にリスクを決めている人たちである
35損失と間違いは、両方とも最も恐ろしいものリストの上位に位置するはずだ。したがって、間違いとそのうえに被った損を認めるのには、かなりの苦痛を感じる。たしかに避けたくなる。しかしトレーダーであるかぎり、これら二つの可能性には常に直面しているのだ
36完全に恐怖心のない精神状態とは、ただ直感的に行動し、反応する。選択肢は検討しない。結果は気にしない。悩まない。ただその瞬間に「するだけ」なのだ
37私には一貫した勝利者とその他大勢との差が、「最高のトレーダーは恐れない」という点以外にあるとは思えない
38私たちが探し求めている一貫性は、自分の心の中にある。マーケットのなかにはないのだ。
39「人は自分が知る方法を学んでいるものしか知ることはできない。そしてその他のことは、まだ学んでおらず発見されるのを待っているものが何であれ、その認知を阻止するエネルギーの解消法を知るまで、見えないままである」
40リスク許容の技術を習得すれば、マーケットが発する情報に苦痛を感じることはない
41マーケットの集団的意識に同調した経験のあるトレーダーは、ちょうど群れの中央にいる鳥や魚が、ほかのすべてが方向を変えるまさにその瞬間に向きを変えられるように、値動きの変化を察知できるのである
42大勢のトレーダーは多かれ少なかれ恐怖心を抱いている。あるいは怖いもの知らずから無謀になり、結局はそこから、さらなる恐怖をもたらすような経験のタネをまく可能性がある
43自信と恐怖は正反対の精神状態だが、両方とも信念と姿勢から生まれる。自分がリスクと考えている以上の損が容易に出やすい環境で成功するには、自分自身を完全に信用する必要がある
44リスクを前もって定義しない、損切りをしない、システム的に利食いをしない、これらが最も一般的で、そして常に最も高くつく、犯しやすい三つの過ちである
45自分の結果に責任を持てないのであれば、何も学ぶものはなく、自分はまさにそのままでいられると確信しているのである。成長もなく、変化もないだろう。その結果、まさに同じような展開を経験し、同様に反応するだろう。そして不満足な結果に終わるだろう。
46自信に満ちた心理状態を維持できるのは、単に継続して学んでいるからである
47マーケットは中立だ
48トレードの本質に秘密があるとすれば、以下の能力がそうだ。①恐怖心や過信なくトレードを執行する能力、②その観点からマーケットが提供しているものを認知する能力、③「今この瞬間の機会の流れ」の中で完璧な集中力を維持する能力、④自然に「ゾーン」へと達する能力
49最上級者は何のためらいも葛藤もなくトレードを仕掛ける。そしてトレードが機能しなくても、同じくらい何のためらいも葛藤もなく、容易にその事実を認める。たとえ含み損で手仕舞っても、不愉快な感情は微塵も見せない
50トレード環境の無制限な性質において、少なくともある程度持続した成功を確立するためには、ある程度の抑止力と自己コントロールをもって行動しなければならない
51最高のトレーダーは流れの中にいる。なぜなら彼らはマーケットから何かを得ようと努力していないからだ
52初心者がマーケットを研究する根本的動機は、マーケットに打ち勝ち、マーケットが再度自分を傷つけるのを避けるためなのだ
53すべてのトレードにリスクがある。なぜなら可能性に賭けているのであり、結果は保証されたのもではないからだ。しかしトレードを仕掛けるとき、自分がリスクを取っていると本当に分かっているだろうか。トレードが何の保証もない可能性に賭けているものであると、本当に受け止めているだろうか
54理屈、自己正当化、躊躇、希望的観測、早まった行動から犯したミスに影響されやすい限り、自分で自分を信頼できなくなるだろう
55自分の解釈と行動の結果に対しての責任を受け入れる準備のないトレーダーは以下のようなジレンマに陥る。完全なる選択の自由が許された活動に参加しながら同時に自分の選択の結果が思惑と異なり、好ましくない結果となったときの責任をどのように避けるかというものだ
56プロはマーケットのもたらすものが何であれ、苦痛として認識しない。何の脅威も感じていない。何の脅威も感じていないのだから、それを防ぐ必要がない。したがって、意識的・無意識的に防衛する理由もない。
57リスクが許容できない度合いとリスクを避けようとする度合いは比例する。そして避け難いものを避けようとする試みは、トレードを成功させる能力に壊滅的な打撃をもたらすのだ
58トレードには自分の行動を導く精神構造が必要であり、それを自分の心のなかに自分の判断で意識的に生み出さなければならない。しかし、ここに多くの問題点が生じてくるのである
59恐怖心がない状態は、無心の精神状態とも言える。それは多くのスポーツ選手が「ゾーン」と呼ぶ精神状態に似ている
60本当にリスクを受け入れた状態とは、精神的不快感や恐れなしに、自分のトレードの結果を受け入れることである
61どの瞬間も唯一のものである — すなわちどの優位性の結果も唯一無二の経験である
62「単に市場分析に優れているからといって、自分の行動を適切に考える方法を習得したわけではない」
63マーケットは単に、自分の裏側に潜むものを映す鏡としての役割を果たしているに過ぎない
64最高のトレーダーは、ただ単に時機が来るのを待つ。したがって、マーケットがいつどのように動いても優位性を獲得できる
65マーケット動向の分析法を習得したからといって、適切なトレードができるわけではない
66大半の投資家がトレードを始めて1年以内に資金の全額か、あるいは大部分を失ってしまう
67成功に必要なものを発見する最も効率的な筋道とは、勝つ姿勢の確立である。勝つ姿勢は学ぶべきものに光を当てるだけなく、ほかのだれもが経験していないようなことを最も発見しやすくする心構えを誕生させる
68最高峰のトレーダーは、流れのなかにいないときその事実を察知し、建玉の縮小やトレードを控える対応ができる
69トレードの不思議な矛盾は、自分のトレード歴が勝利で始まった場合、この勝つ姿勢の副産物である無心状態を、そうした姿勢を育まなくても自動的に経験できるところにある
70トレードの損失リスクは無限だ
71信念はまるで独立しているかのような性格を持つ。そして現在の形を変えようとするいかなるフォースにも抵抗する。
72勝っているときこそ、ミス、過剰売買、規則違反、あるいはさも大胆さが必要であるかのような行動をとっていないか、疑ってかからねばならない
73マーケットでは、取引において典型的な社会的価値観は関係ない
74結果が何であれ完全に自分に責任があるという前提から始めなければならない
75トレーダーとしての責任を避ける方法は、事実上ランダムな売買スタイルを取り入れることである。ランダムとは、計画性のないトレード、あるいはまったく計画されていないトレードをするという意味である
76自分が「ゾーン」にいる状態とは、本質的に自分の心とマーケットが同調している状態を意味する。その結果、あたかも自分自身とその他のマーケット参加者の集合的意識の間に何の分け隔てもなくなったかのようになり、マーケットがまさに何をしようとしているのか感じられるようになるのである
77勝つ姿勢の育成が成功へのカギとなる
78自分に有利となるような機会が無制限に提供されている状況で、最大の優位性をつかむ方法は、流れに乗ることである
79負ける人間はたいてい「トレードがどのように良く見えても負ける可能性がある」という現実を受け入れず、逃避する
80責任を取る、それが勝つ姿勢に不可欠なことである
81トレードには形式的な終了がない。常に自分にとって最適な資金管理法でトレードを終了させられるだけの精神構造を持たないかぎり、「消極的な敗者」となる可能性がある
82最上級者はトレードに内在するリスクで、自分の規律、集中力、自信を失うことはないのである。裏を返せば、不愉快な気持ち(特に恐怖心)でトレードしているのであれば、トレードに内在するリスクを受け入れる方法を学んでいないことになる。これは大きな問題だ
83恐怖は苦痛への脅威から生まれる
84私たちの心は、自分の欲求が満たされないときに当然感じる精神的不快さを防ぐため、自動的にその脅威となる情報を阻止するか、その情報をあいまいにする方法を探すよう設計されているのだ
85マーケットは動き、情報を発している。値動きと情報は各個人に何かをする機会を提供する。しかしそれがすべてだ!マーケットにはこの情報を理解・解釈する各個人の方法を阻害したり、彼らが下した決断や行動を支配したりする力などない
86自分の欲求や期待通りにならないことを恐れているかぎり、ミスを犯すだろう
87ほとんどの損失の原因が、浮かれている時の間違いや損失、軽率なトレードを犯す姿勢と信念にある。分析技術でもマーケット知識でもない
88自分の理想像は、自分で成長させなければならない自分の将来像である
89マーケットの動向に左右されない心理状態を確立する方法を習得できれば、葛藤は存在しなくなる。内的葛藤がなくなれば、すべてが楽になる。その時点で、すべての自分の技術や分析などが最高の優位性を得たことになる。その結果、トレーダーとしての潜在能力の発揮が可能となる
90成功者は恐怖心や軽率さの悪影響をトレードからほぼ完全に取り除いている。軽率なトレードと恐怖心によるミスの排除が、一貫した収益の達成を可能にしているのだ
91典型的なトレーダーは「自分が見たり聞いたり感じたりできないものは存在してはならない」という観点でトレードをしている
92最初の目標として、一貫して成功するトレーダーの思考法を習得する必要がある
93なぜ自分の欲するものが得られなかったり、独自のやり方での自己表現を拒絶されたりすると精神的苦痛を感じるのだろうか。個人的見解では、要求や願望が精神的真空を生むからである。いつの時代も私たちの住む世界は、本質的に真空状態を認めず、それを満たそうと動くのだ
94結果を恐れていたら、トレードを仕掛けてリスクを取っても何も良いことがない。なぜなら恐怖心が情報の解釈と行動に影響し、そのような解釈と行動が、まさに自分が避けようとしている恐怖を経験してしまう原因となるからだ
95トレーダーはマーケットに期待せずに自分の欲しているものを得る方法を、自力で学ばなければならない
96「ゾーン」状態に達したトレーダーは、マーケットが次にどうなるか知る必要はないし、気にしない。「自分」が次にどうしたらよいか知っているのだ。そこには決定的な違いがある
97最上級のトレーダーたちは連勝による自己陶酔や過信の悪影響を防ぐために、内面的規律や精神構造の習得が不可欠だと理解している。自分をどのように監視し制御するか習得していなければ、勝ちトレードは非常に危険なのだ
98マーケットには同じ行動パターンが、何度も何度も繰り返し現れる。個々のパターンの結果がランダムであるにしても一連のパターンの結果は一貫している(統計的に信頼できる)のだ
99最高のトレーダーは多くの独特な考え方をしている。彼らはその一つとして、恐れずにトレードを実行し、また同時に軽率なトレードと恐怖心によるミスを防ぐ心構えを習得している
100私たちはマーケット情報の理解や解釈を支配できるだけなく、自分の行動を支配できる。自分の思惑通りに展開させようと外部環境を支配する代わりに、自分自身を支配する方法を習得できる
101自分を幸せにしてくれるもの、欲求に応えてくれるもの、あるいは痛みを避けてくれるものに基づいて情報を隠蔽、阻止、選択してしまう心理過程が、意識的・無意識的に存在することをもはや疑ってはならない
102自分の欲求が満たせなかったとマーケットを非難して得られる明白な利点がある。過酷な自己批判を一時的に回避できるのだ
103何事も起こり得る
104自分がマーケットに裏切られたと非難した覚えがあれば、自分がゼロサムゲームに参加している意味を考慮していないことになる
105典型的なトレーダーは、マーケットに自分の思惑、希望、夢をかなえさせようと望む
106トレーダー的心構えが身に着けば恐れずにトレードできるようになる。もはや恐怖心による多くのミス(自己正当化、潜在意識による情報の歪曲、躊躇、早とちり、希望的観測)を犯さずに済む。換言すれば恐怖心が消え失せればこうしたミスを犯す理由がないのでミスが自分のトレードからなくなるわけだ
107マーケットがお互いにお金を取り合う人たちの集団だとしたら、マーケットに対しての各トレーダーの責任とは何か。トレード活動を円滑にするために構築された規則に従う以外、責任はない
108自己批判と後悔をせず、マーケットが提供する絶え間ない売買機会を素直に受け止められるトレーダーは自分に最適な資産管理法で行動し、経験から学習できる最高の心理状態にある
109自分の目的が、プロのようにトレードし一貫した成功者になることであれば、その解決法は自分の心のなかにあるのであってマーケットのなかにはない、という前提から始めなければならない
110すべての活動的信念が表現を求める
111一貫性は心理状態であり、トレード特有の核となる根本的思考戦略なのだ
112トレードには多くの矛盾があるが、その一つは恩恵と災難が同時に与えられている点だ。恩恵とは、おそらく人生で初めて、自分の行動すべてを自分が完全に把握できることだ。災難とはそうした自分の行動を指示したり律したりする恒久的規則や境目がないことだ
113トレーダーとして、実際に何と戦っているのだろうか。自分が戦っているのは絶対にマーケットではない。本当はマーケットには何の借りもないことを十分に受け止められない後ろ向きの自分と戦っているのである
114自分の幸せを外部の環境(状況)に頼っていたら、結局は一貫した幸福感は経験できないであろう
115正しい考え方ができれば、心的防衛規制の作動による間違い、損失、機会喪失、利食いの失敗が原因で、機会の流れからはみ出たり、締め出されたりしないで済む
116「自分は知っている」という考え方は、それが原因でほぼすべてのトレードでミスを犯してしまう危険性がある
117マーケットについて学ぶことは素晴らしい。そしてそれ自体には何の問題もない。ところがマーケットを研究しようとする根本的な動機が、結局は自分を破滅へと導いてしまうのである
118損失はトレードの当然の結果であり、レストランのオーナーが食料品の購入にかける費用と同じようなものである
119トレードでは、どのようなリスクがあるか、自分以外のだれも前もって強制的に決めてくれない。つまり際限のない環境にいるわけだ。そこでは実質的に、いつ何が起こってもおかしくない
120マーケットがどう動こうが責任はない。しかし自分のトレード行為による結果には責任を持つ。今までの知識だけでなく、これから自分に発見されるのを待っているまだ学んでいないすべてのことに責任を持つのだ。
121自分は他のトレーダーの期待、希望、夢、願望を満たすことに責任を感じているだろうか。もちろんそうではないはずだ。しかし自分がマーケットに裏切られ、非難したい気持ちを抱いた記憶があれば、実質的にそれが自分のしていることである
122勝っていても、自信と自制に適度なバランスを確立する方法を習得していなければ、あるいは自暴自棄となるあらゆる可能性を認識し、修正する方法を学んでいなければ、遅かれ早かれ敗者となってしまう
123プロのようにリスクを受け止めたとき、マーケットの動向を脅威として理解しなくなるだろう。何の脅威もなければ、何の恐怖もない。恐怖がなければ、勇気の必要もない。ストレスがなければ、精神力の必要はない。そして自分が無心になれるかどうかを恐れていなければ、自制心の必要などない
124トレードには、自分が偉大なアナリストであろうがなかろうが、責任を取っても取らなくても、大勝ちするときがある
125「どうしたら恐怖心を払拭し、情報の阻止や隠蔽、選択をしてしまう心理プロセスに陥らずに、トレードについて考えられるのか?」その答えは「リスクを許容する方法を学べ」である
126テクニカル分析は、集団的行動をパターンとして識別し、「あることが起これば次にこうなる」という可能性がより高くなるタイミングを明確にする方法なのだ。ある意味、過去にマーケットで生じた何かしらのパターンを根拠にマーケットの気持ちを読み取り、次の展開を予想する方法であると言える
127心の環境に存在することを意識的に認知するか否かにかかわらず、信念は機能し続ける
128自分が育ってきた社会規範と、マーケットの機能形態との差異を一致させようとすれば、自分に何かをしてくれるだとうと信じて、マーケットに自分の希望、夢、願望を託し続けていることになる。そして実際にそうならないと、怒り、不満、感情的錯乱、裏切りを感じるのである
129怒りや恐怖を感じるのであれば、それは大なり小なり結果を生んだのはマーケットであって、自分のせいではないと信じているからである
130成長と鍛錬、習得、新しい自己表現の方法の確立を意味する
131規則は絶対に必要である
132価格を動かす原因となるのは、たった二つのフォース、マーケットが上昇すると信じているトレーダーとマーケットが下落すると信じているトレーダーである
133トレードの本質をまとめた言葉を一つ選ばなければならないとすれば「逆説」になるだろう(辞書によると、逆説とは矛盾した資質をもつもの、あるいは一般的信念や一般の人が理解しているものとは正反対のもの、という意味である)
134価格は連続した動きであり、トレードすべきだと自分が決めるまで何も始まらない。やりたいだけ続けられる。終わりだと自分で決めなければ終わらない。何を計画しようが意図しようが、かなりの心理的要素が作用し始める。それは混乱を引き起こし、心変わりを生み、恐れや過信を生む。
135トレードで成功を収めるカギは網羅されたマーケット分析や最新型のシステムではない。投資家自身の心理の強化にある。そしてそのためにはトレードを確率的視点から考察し、適切な中核的信念を取り入れて「勝者の心構え」を持つ必要がある
136最高のトレーダーはリスクを取るだけではない。リスクを許容する方法を習得しているのだ。トレードを仕掛けたからリスクテイカーになったという前提と、各トレードに内在するリスクをはっきりと許容する考え方には、心理的に大きなギャップがある
137トレードに不利な影響をもたらす思考パターンの多くは、日常生活で見たり考えたりするために養われた自然な対応なのだ。こうした思考パターンがあまりにも深く根づいているため、トレードを困難にさせる根源が自分の内部にある精神状態から生じているとはまずたいていの人には分からないのである
138特別な規律を持った精神構造は自分自身で準備しなければならない。なぜなら社会と違って、マーケットは提供してくれないからである
139市場動向についてどれだけ学ぼうと、どれだけ聡明な分析者になろうとも、すべてを予想する方法はけっして習得できない
140結果の不確実性を完全に受け入れる技能を習得しないかぎり、苦痛と認識したどのような可能性も、意識的・無意識的に避けようとするだろう。その揚げ句、何度も自らが犯したミスに見舞われ、高い代償を払う結果となるだろう
141大多数のトレーダーが成功しないのは、「マーケットについて知らないことがあるから損をしてしまう。だから一貫した結果を残せないのだ」と考えてしまい、多くの心理的要因を安易に扱ってしまうからである

コード

この投稿は、以下のPythonコードで取得し、取得したテキストデータをGoogleスプレッドシートにコピペし、重複を省いた。この作業は、だいたい5分程度で終わったので、簡単なプログラムで非常に効率的に作業を終えることが出きた。

>> Twitter Developer Platform(API取得のためDevアカウントが必要になる)

Googleスプレッドシートを使用せず、全てPythonで完結させるところまでは技術を持っていきたいと考えている(Pythonでデータ取得、重複排除、CSVに保存、単語の分析など)。

#get_zone_tweet.py

import tweepy

CK="<Consumer API>"
CS="<Consumer API secret key>"
AT="<Access token>"
AS = "<Access token secret>"

auth = tweepy.OAuthHandler(CK, CS)
auth.set_access_token(AT, AS)

api = tweepy.API(auth)

for status in api.user_timeline(id='zone_bot', count=200):
    print(status.text)

上記のデータで投稿データを取得し、コピペ、UNIQUE関数で重複を排除するだけ。IT化最高。

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