WordPress(ワードプレス)がデフォルトでヘッダーに出力するバージョン情報などは正直邪魔ですよね。
加えて、第三者にバージョン情報を知られて良いことは一切ありません。
WordPressはオープンソース(OSS)であるゆえ、特定バージョンに潜む脆弱性が広く認知されており、狙いを定めた攻撃が容易になるからです。
WordPressでウェブサイトを運営している人は、試しにソースを見てみてください。
テーマが削除するよう特別な措置を施していない限り、↓このような情報を見ることができるはずです。

name="generator"
部を削除しましょう。
<meta name="generator" content="WordPress 5.4.2" />
方法
functions.php
へ以下の記載をするだけ。
remove_action('wp_head', 'wp_generator');
テーマを更新すると追加したプログラムは消えてしまうので、子テーマを利用するようにしてください。
なぜ子テーマを使うのか?
子テーマの使用にはいくつかの利点があります。
- テーマを直接変更した場合、そのテーマがアップデートされると変更は失われる
- 子テーマを使用すればテーマの変更は確実に保持される
- 子テーマを使用することで開発時間を短縮できる
ついでに
wlwmanifestとXML-RPCも邪魔くさい。
- wlwmanifestとは:
Windows Live Writerというブログ投稿ソフトウェアからの投稿を受け付けるための記述 - XML-RPCとは:
外部の投稿ツールからWordPressに記事の投稿を行う時に必要な設定
上記を利用しないのであれば削除しちゃいましょう。
remove_action( 'wp_head', 'wlwmanifest_link' );
remove_action( 'wp_head', 'rsd_link' );