2020-01-20 (月曜日)

妊婦の体重への偏見は有害。母親にうつ症状など悪影響を及ぼす

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12月は子供が妊娠する可能性が最も高い時期であり、特に12月11日は意味ある日だと指摘する専門家もいる。

しかし、出産に至るまで、多くの女性は歓迎されない『驚きの体験』をするかもしれない。家族や友人でさえ、体重について批判する場合がある。

このコメントでは、妊娠する前に母親の体重を判断することが多い。また、妊娠中に増加した女性の体重は、赤ちゃんを産んだ後もなかなか減らないもの。

このような体重の偏見は、母体の精神衛生に対する、潜在的に重大な脅威である。

妊娠以外の分野でも、体重で偏見を受けるとストレスがたまり、有害なことが研究で示されている。例えば症状として、さらなる体重の増加、コルチゾールと炎症の促進、不摂生など様々な不健康と関連している。

現状、妊娠中や出産後の女性に対する、体重への偏見の影響を調べた研究は、ほとんどない。

体重の偏見とその結果を研究している健康心理学者として、Angela Incollingo Rodriguez(アンジェラ・インコリンゴ・ロドリゲス)氏は、妊娠が研究の重要な要素である考えているとのこと。

これは、妊娠中では、様々な症状が2倍になるかもしれないからだ。

妊婦にかかるストレスは、胎児にも悪影響を及ぼす。もう少し、妊婦を思いやってあげたらどうだろう。

妊婦は体重で恥をかくのか

妊婦
Photo by Mel Elías on Unsplash

簡単に言えば、その通り。

ロドリゲス氏の最近の研究によると、妊娠中および出産後の女性の3分2近くが、何らかの体重に関する偏見を経験している。ある研究では、501人の妊娠中および出産後の女性が、偏見を受けたと報告している。

例えば、21%が近親者から偏見を受けた経験があると回答した。

ある女性は「家族の多くは、私が妊娠していることを知った後、太りすぎだから妊娠するべきではないと言った」と述べている。

また、被験者の約25%は「メディアから非難されていると感じる」と報告した。

医療提供者も同様で、ある女性は「医師に今の体重で妊娠するのは、恐ろしいと言われた…」と回答しているのだ。

このような経験は、母親が太っている場合にだけ起こるものではない。

すべての女性が、何か体重で偏見を経験している。

何が問題なのか

太っている女性は、不健康でも妊娠しているという懸念が広く共有されているため、多くの人が体重を減らすための処置をする必要があると考えている。

しかし、ロドリゲス氏の研究では、妊娠中や出産後の女性に対する、体重の偏見についても特に懸念すべきだと示唆している。

例えば、同じ501人の女性サンプルにおいて、体重による偏見を経験したことは、うつ病の症状、不健康な方法でのダイエット、過剰な食生活、強いストレスと関連していた。

別のサンプルでも、妊娠中に体重の偏見を経験すると、さらに体重が増えることがわかった。また、産後うつの症状が増え、出産後1年間は体重が減らない確率が高かった。

これらの調査結果はすべて、女性の実際の体重を考慮に入れている。

太った女性
Photo by Houcine Ncib on Unsplash

体重の増えた母親だけが憂うつになったり、不健康な食事をするだけではない。このような関係は、妊娠前の女性の体重に関係なく起こっている。

体重が、健康の重要な指標であるか否かは確かでないので、妊婦や産後の女性へ体重に関する不快感を与えることは、子供を含めて非常に有害である。

会話内容を変える努力

パートナー、友人、姉妹、隣人、同僚が妊娠している場合は、彼女の体重について、どのように話すかに注意しよう。あるいは、体重については言及しない方がいいかもしれない。

健康な赤ちゃんは、健康な母親からでなければ生まれない。

なお、今後、少し体重への偏見が変わると僕は考えている。

それはなぜか。

ヴィクトリアズ・シークレットのような、バリバリのモデルがプロモートするアンダーウェアから、SAVAGE X FENTY BY RIHANNAのような、より自然な体型の方が支持を受けだしている。

より自然体で健康的な体が人気になれば、徐々に偏見は減っていくのではないだろうか。

参照:theconversation


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Keisuke Kuribara
株式会社Propagation代表取締役。興味対象は、ビットコイン、大麻、ウェブ、金融、生物、心理など。金融から健康、テック、音楽など様々な事について執筆しており、このブログは月間10万PV程度となっております。自身のアウトプットや知的好奇心を満たすことが主な目的です。お仕事の依頼や相談などお気軽にお問い合わせください。

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