NiceHashの元CTOがドイツで再逮捕、サイバー詐欺容疑

暗号通貨(仮想通貨)のハッシュパワーブローカー(ハッシュパワーを売買できる)、NiceHashの共同創業者がドイツで逮捕されたようだ。

Matjaz Skorjanc氏の逮捕は、彼が他何人かのハッカーと共に数百万ドルを盗んだことに責任があるという容疑で行われた。

NiceHash

スロベニアのニュースサイト、24UR.comは、Skorjanc氏が月曜日に拘束されたと報じている。

彼は、2008年〜2013年の間に運営されていたダークウェブ市場『Darkode』を設立・運営していたとして、アメリカで指名手配されている(最大懲役50年)。Europol(ユーロポール)はかつて、同市場を「これまでで最も英語が話されたサイバー犯罪フォーラム」と評していた。

Matjaz Skorjanc
NiceHashにいたときのMatjaz Skorjanc氏。Via:delo

Skorjanc氏は最大規模のボットネットであるMariposaの開発と展開にも関与している。2008年に発見されたこのボットネットは、主にサイバー詐欺やDoS攻撃に使用されていた。2009年12月に解体されるまで、100万台のコンピューターに感染し、事実上「ゾンビ」と言われていたのだ。

ボットネットは、ウイルスに感染させて所有者からリモートでハイジャックし、所有者の知らないうちに犯罪者の制御下に置かれたPCのネットワークのこと。Mariposaは、190ヶ国まで広がっていたとされている。

Darkode
2013年頃のDarkodeサイバー犯罪フォーラムの「売り手」ページ。Via:krebsonsecurity

今年6月、Darkodeを通じてマルウェアを作成して配布しようとしたとされる陰謀で、米連邦捜査局(FBI)がSkorjanec氏を含むハッカーを追跡している様子を報告した。

当時、アメリカ人のThomas McCormack(トーマス・マコーマック)、スペイン人のFlorencio Carro Ruiz(フロレンシオ・カロ・ルイス)、スロベニア人のMentor Leniqi(メンター、レニチ)とMatjaz Skorjanc(マジャズ・スコルヤン)が、それぞれ陰謀と銀行詐欺を犯す陰謀で起訴されている。

司法省(DoJ)のプレスリリースによると、彼らはユスリ、IDの窃盗、アクセス機器詐欺などの共謀罪に問われているという。

Skorjanc氏は、Mariposaを作った罪で、すでに5年近く服役している。彼は2017年後半に一旦釈放されたが、再び刑務所で生きることとなった。

NiceHashが起訴されたわけではないので、お間違いなく。

ダークウェブに関しては、以下の本がわかりやすくまとめられている↓

参照:thenextweb

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