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猫組長著『アンダー・プロトコル 政財暴一体で600億円稼いだ男の錬金哲学』で印象的だった文言

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クリブログ

 

Kindleのセールで安くなっていたので、猫組長氏の書籍『アンダー・プロトコル 政財暴一体で600億円稼いだ男の錬金哲学』を購入してみた。

本の内容は、著者が投資を始めたきっかけから商売を行っていく様子、他人資本を入れてレバレッジ取引していく様子、バブル崩壊で借金を追う様子、債権者のうち1人であった人に金を返すため暴力団に入る様子、石油ビジネスを行っていく様子、プールさせていたオフショア銀行にテロリストの資金が入り凍結された様子、などが書かれている。

本を読んだ感想としては、猫組長は非常に合理的で頭が良い人だというところ。商売が非常にうまい。経済合理性を追求した金融市場で生きている人物だけあって、あまり無駄が無い。

表の世界でも事業を普通に成功させ、裏の世界でも巨額の資金を扱っていた著者の本は、読んで見る価値があると思う。

本の中で印象的だった文言があるので、記述しておく。自分なりに咀嚼して貰えればと思う。

猫組長とは

元山口組系組長。評論家。1964年生まれ。兵庫県神戸市出身。大学を中退後、不動産会社に入社し、その後、投資顧問会社へ移籍。バブルの波に乗って順調に稼ぐも、バブル崩壊で大きな借金を抱える。このとき債権者の1人であった山口組系組長を頼ったことで、ヤクザ人生が始まりインサイダー取引などを経験。その後石油取引を通じて国際金融の知識とスキルを得る。山口組分裂直前、「ツイッター組長」として情報を発信し続けたことで話題となった。引退して評論・執筆活動などを行う。著書に『山口組分裂と国際金融』『「惡問」のすゝめ』『ヤクザとオイルマネー』(徳間書店)。『現代ビジネス』への寄稿や、『ビートたけしのTVタックル』に出演するなど活躍の場を広げている。

Amazon著者略歴より

印象的だった文言

投資とは資本からゲイン(儲け)を得なければならないのだから、ゲインを得る可能性の合理的追求である。「儲かるかもしれない」というレベルで資本を投下するのは投資ではなく投機、いやギャンブルである。「ほぼ儲かる」というレベル以上でなければ、投資とは言えない。

「資金調達」とは単に金を集めることではなく、いかに返さねくても大丈夫な金を集めるかということである。

色んなところで目に付いたものを記憶に焼き付けて、絶えず「何かに応用できないか」と考えることは重要である。

ルールというのは従って守るためのものではなく、記載してある禁止事項を理解してどこまで違反スレスレに迫れるかということに利用すべきなのだ。

わたしの仲間だった人たちは全員現在でも生きている。しかも全員成功している。その理由は逃げなかったからだ。あえて火中から逃げ出さなかった者だけが生き残りに成功したのは、運ではなく法則として考えても良いだろう。

「素人さんは怖いものしらないのぉ。わしはそこの社長と話してからやないと、株買わんぞ」インサイダーでなければ株なんて儲かるはずがないということだ。鳩が豆鉄砲を食ったよな表情で、あっけに取られている私をよそに親分はこう言い放って笑うのだった。「最後はそこに責任とらすからの」

「人」というのは「金」か「情報」を持ってきてくれる存在である。

「よいしょ」によって人間関係を築こうとすることは「人」を「脈」にする行為とは最も縁遠いことと考えるべきである。

礼を守りながら、相手の間違いを素直に指摘する。これを受け入れる「人」こそが「脈」になりうる人物なのだ。

どんなビジネスでもそうだが、仕組みを理解することが第一で、仕組みの理解以外に応用を生み出す近道はないからだ。

私の選択肢に「ハイリスク」は存在しない。「リスク」はマネージ(管理)するもので、コントロールしうる限り「リスク」ではないからだ。準備こそがリスクをコントロールする鍵である。

ビジネスでの成功に必要なのは迅速な決断と行動だ。仕事で一番ムダな行為は、長時間の会議と電話。なぜなら会議も電話も、迅速な決断と行動とは真逆のアクションだからである。

1つに財産は「危機管理」。リスクは人が運んでくるということだった。

偏見を否定する人間を最も信用できない人間だと考えている。相互の誤解がないところに相互理解が生まれないように、人は常に偏見を持って誰かと接するからこそ、偏見を乗り越えた時により深い人間関係が生まれるのだ。

もしあなたが外国とビジネスの関係としてきちんと付き合いたかったらドルを知ることが最良の手段である。

ドルの動きを正しく理解するということは世界の動きを正しく理解することと同じことなのだ。中国で金を生むことを考えるなら、ドルから中国を見ることが重要なのである。

世界一の国になるには、世界一の暴力と世界で一番強い貨幣、そしてそれを運用する政治システムが必要なのだ。

戦争というのは国家が暴力をツールにした国益追求の活動である。「戦争は悲惨」と人は言うが、悲惨なのは大量の死者が出ることではなく、たかが銭金のために大量の人が死ぬことだ。

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