東京から気軽に旅行へ行きたいと思った時、どこが思い当たるだろう。

東京に住んでいる人は自動車を持っていない割合が多いと思う。千葉や伊豆、茨城、栃木などへ遊びに行きたいと思っても、電車では結構時間がかかる(2時間以上)ので躊躇しがち。僕もそうだ。

電車を乗り換えて片道2時間以上かけて遊びに行くのは、かなりきつい。遊んだ後も帰らなければならないからだ。

ベターな場所では鎌倉などもあるが、少し冒険したい気持ちもある。

そこで先日、京急電鉄が発行している『みさきまぐろきっぷ』という切符を利用して神奈川県の三浦半島へ日帰り旅行をしてきた。

んで、この『みさきまぐろきっぷ』のコスパが最高だったので、是非紹介したいと思う。

何しろ、メッチャクチャお得なのだ。

  1. 品川から三崎口の往復と三崎周辺のバス移動
  2. 飲食代(マグロ料理)
  3. アクティビティ

これらの3点がすべてコミコミで3500円。バスは区間内であれば、何度でも乗り降りできる。

ではレッツゴー

みさきまぐろきっぷについて

「みさきまぐろきっぷ」は、神奈川県にある三浦半島を存分に満喫できるよう、京急電鉄が発行している日帰り旅行切符だ。

三崎港はマグロが取れる漁港として有名で、街全体でマグロを盛大に押していることから魚料理を楽しめる飲食店が多くある。

ほか、三浦野菜も有名で、豊かな農場風景を美しい海と共に楽しめることから、自然と魚が好きな人には堪らない観光スポットとなっている。

肝心の「みさきまぐろきっぷ」については、以下の図を見てもらった方が分かりやすい。

分かりやすく言えば、

  • 電車&バス乗車券:発車駅から三崎口までの往復乗車券と三崎周辺を回るバス乗車券 
  • まぐろまんぷく券:提携している飲食店のメニューと引き換えできる券
  • 三浦・三崎おもひで券:船や自転車、2階建てバス、マリンパークといったアクティビティと引き換えできる券

となっている。

普通に換算すると、品川と三崎口が片道900円弱なので1800円。マグロ料理は普通に食べたら1500円以上はするだろう。んで、各アクティビティは単独でチケットを購入した場合やはり1500円程度にはなる。

したがって、「(1800 + 1500 + 1500) = ¥4800」程度となる。

さらにバスも乗り放題なので、3500円という料金が如何に最強でお得かお分かりになるだろう。

まぐろまんぷく券は、執筆時点で32店舗から選択することが可能。

三浦・三崎おもひで券は、18タイプから選択することが出来る。

この記事では、僕が「みさきまぐろきっぷ」を利用して楽しんだ、小旅行を紹介したいと思う。

品川から三崎口

品川駅の京急乗り場にて、専用切符発券機で「みさきまぐろきっぷ」を購入する。すると、上述した「電車&バス乗車券」「まぐろまんぷく券」「三浦・三崎おもひで券」が発行されるので、電車&バス乗車券を改札にぶち込み三崎口へ向かう。

1時間ほど電車に揺られ、品川という都会から森や畑が見える三浦半島に到着。

三浦海岸駅

三崎口でも良かったが、僕は海が見たかったので三浦海岸駅で降りる事にした。勿論、三浦海岸駅から三崎港までのバスはチケット内に含まれておいのでお金は必要ない。

三浦海岸

5分ほど歩くと、三浦海岸に出る。晴れだったので、すっげーー気持ち良かった。

三浦海岸
三浦海岸

砂浜や海の水は、由比ヶ浜や江ノ島よりもキレイで落ち着いている。

僕はバカなので、素足で砂浜に入り足を火傷しかけた。ビーチサンダルかベナッシ系サンダルを持っていく事をオススメする(普通は持っていくよな…)。

三浦海岸

三浦海岸周辺の住宅街へ少し入ると、↓こんな風情ある住宅も見ることが出来る。味のないビルが立ち並ぶ東京都心から1時間移動するだけで、気分転換が出来ること間違いない。この家で、ナスとキュウリの漬物食べたら最高に美味そう。

三崎港

三浦海岸駅に戻り、三崎港行きのバスに乗り込む。畑などの風景を眺めながらバスに揺られること約20分。漁港付近のバス停に到着した。

三崎港

海の匂いと漁港の雰囲気を感じて最高な気分になる。近くのファミリーマートで水を買った。

右手に見える「うらりマルシェ」に向かって歩いてみる。

三崎港

三崎館本館

三崎港に到着した時点で12:30を過ぎていたので、うらりマルシェの向かいに見える三崎館本店で昼食を取ることに。

三崎館本館は、三崎港の正面に位置する創業明治41年の割烹旅館。「まぐろかぶと焼」を初めて陸で料理にしたことで知られる。まぐろきっぷ膳の主役は、目利きが厳選した自慢のまぐろの刺身と、稀少部位のまぐろ尾の身を塩で味付けした天ぷら。他にも酒盗、プルプルの食感と豊富なコラーゲンで女性に人気が高いトロ(腹部)の白い皮を使ったポン酢あえなどが揃う。

歴史を感じる立派なお店だ。

三崎館本館

三崎港付近でプラプラしていたので、お店に入ったのは13:00頃。少し遅かったからか、店内は空いていて良かった。もし、混雑しているお店で食事を取りたくない人は、少し時間を遅らせると良いかもしれない。

三崎館本館

まぐろきっぷ膳を注文し、窓際にある気持ちいい席へ案内された。メニューは、次の通り。

  • 小鉢(マグロの酒盗)
  • 刺し身(メバチマグロ)
  • 揚げ物(鮪の尾の天ぷら)
  • 小鉢(マグロの皮ポン酢和え)
  • ご飯
  • 味噌汁
  • 香物

こんな豪華な食事がチケットと引き換えできるの、マジですごい。注文は、まぐろきっぷを店員さんに渡すだけ。

漁港で日焼け(釣りスポット)

昼食を取り、散歩がてら漁港の方に歩き釣り人たちを発見。ここで、日焼けをすることにした。残念ながら、釣りをしている人たちは釣果に恵まれていなかった…。

ま、昼だからね。

向かいに見える城ヶ島の釣り人たちは、そこそこ釣れていたように見えた。

三崎館本館
気持ちよく焼けた

にじいろさかな号

「うらりマルシェ」のすぐ脇から、にじいろさかな号という半潜水式の画期的な水中観光船に乗船できる。スポットに到着し半潜水式の部分に潜ると、海で泳ぐメジナ、メバル、イシダイ、カワハギなどの魚を目の当たりにできる。これは、「うらりマルシェ」にある販売所で三浦・三崎おもひで券と交換することで楽しめるアクティビティだ。

にじいろさかな号
黄色いやつがそう

城ヶ島大橋を超えた先で魚群を見られるスポットまで、10分程乗船。海上で感じることの出来る風が気持ちよかった。

にじいろさかな号

スポットに到着。このあたりは禁漁区域に指定し、観光客が魚群を楽しめる海域として守っているらしい。何年も餌をくれるエンジン音を聞いていたことから、船が近づくと魚が寄ってくる。

<かっぱえびせん>を船で購入し、船の横を飛んでいるカモメやトビに餌付けすることも出来る。捕らえるのが上手なトビは、投げられた<かっぱえびせん>を足でキャッチしていた。

一生懸命<かっぱえびせん>を投げている人たちがいたが、僕には魚を見に来てわざわざ鳥に餌を上げる行為の何が面白いか分からなかった…。<かっぱえびせん>は美味いけど。

にじいろさかな号

くっきりカラフルな魚が見られるわけではなかったが、メジナやメバルがはっきりと分かる。iPhoneのカメラでは、↓の画像で精一杯。

にじいろさかな号
にじいろさかな号

上から見ると、すごいことになっていた。メジナがウジャウジャいる!

にじいろさかな号

レンタサイクル

にじいろさかな号は40分程楽しめる。港に帰ってきたので自転車でプラプラする事にした。15:00くらいに借りたのだが、貸し出し最終時間は17:00まで。2時間しかない。

長い時間自転車を借りたい人は、17:00までであることを念頭に置いたほうが良い。電動自転車になっており、1日くらいは充電が持つとのこと。筆者は2時間程乗ったが、100%が90%になっただけだった。随分電池持ちが良い。

僕は、3時間800円でレンタルした。1日だと1200円だったはず。

レンタサイクル
左ハンドルにあるボタンを押すだけ
レンタサイクル

この自転車で城ヶ島大橋を超えるの、めっちゃ気持ち良いっす。

城ヶ島大橋
城ヶ島大橋
城ヶ島大橋

城ヶ島公園と安房埼灯台

橋を超えて右手の道入ると、城ヶ島公園に行ける。さらに、城ヶ島公園の中を抜けると安房埼灯台がある。

公園にある芝生は、おそらく日焼けスポットとしては最高。気持ちよく風が抜けるので、バスタオルを敷いて寝たら極上だろう。トビが結構飛んでいるので、何か食べる時は気をつけた方が良いと思う。

城ヶ島公園

この公園を抜けて階段を下ると、安房埼灯台に行くことができる。ゴツゴツの岩を抜けて辿りつけるので、足が悪い方や子供が同伴している場合は気をつけたほうが良いだろう。

安房埼灯台

岩の間を見ると、カニがいた。また、体長20センチを超える魚の魚影も見ることができた。

安房埼灯台
安房埼灯台
安房埼灯台
安房埼灯台

三浦のその他

自転車でプラプラすることのメリットは、歩いていて気付くくらいの面白さを高速で感じる事が出来ることだ。

ちょっと面白い看板とか、以外にキレイな風景とか、道で出会う生き物とか。ということで、自転車で街を回って面白かった光景を写真で紹介したい。

こんな坂を、自転車で下るのめっちゃ気持ち良い。あまり車が来ないところで自転車飛ばすもいいですよね。

三崎

大量のヨットが停船していた。上から見ると、棒が沢山ぶっ刺さっているようで面白かった。

三崎

少し水は濁っているが、エイが結構泳いでいた。↓の画像では、真ん中にいる茶色いヒラヒラしたやつがエイ。

三崎

釣り船の名前が「隠居丸」。相当働きたく無いんだろうな…笑

報知新聞社の指定店らしい。

隠居丸

小網代の森

17:00を過ぎたので、うらりマルシェでレンタサイクルを返却。

三崎港から三崎口に向かうバスで引橋というバス停におり、バス停から徒歩5分程の場所にある小網代の森に向かう。勿論、バス代金は払わなくて良い。

引橋付近は、畑が広がる光景だ。直売所もあり風情を感じる。

小網代の森

森の入口に到着。

小網代の森

地図はだいぶ下の方にピンが立っているが、「小網代の森・ひげ爺の栖」あたりから道路が無い地帯は、全部森である。

森の入り口に到着。ここから、整備された遊歩道を歩いて下っていく。

小網代の森

小網代の森は、そこまで長い距離ではないにも関わらず、下へ下っていくと植生がどんどん変わっていく面白い場所だ。上はコナラなどの森っぽい植物なのだが、少し下るとシダが生え、ミズキ、ヤナギ、ヨシ、ガマというように湿地帯へ変化していく。

川幅も、上は小さく、下は広くなっていくのだ。

自然が好きな人は、かなり楽しめるはず。蜘蛛の糸などが腕にかかるので、虫がOKな必要はある。

小網代の森
小網代の森
小網代の森
小網代の森
小網代の森
小網代の森
これは、完全に小学生の時作った秘密基地の木だ
小網代の森
小網代の森

遊歩道の脇に目を向けるとベンケイガニを見つける事が出来た。画像を拡大し、穴の中をよく見てみるとカニの存在に気付くはず。

小網代の森

まとめ

画像たっぷりで、三浦を楽しめた様子を書いてきた。東京から1時間ほど移動しただけで、海、食事、自然を存分に楽しむことができる。それも、「みさきまぐろきっぷ」なら3500円で!

引橋から三崎口までは、バスで5分程度。帰りは三崎口から品川駅までという経由で帰った。

三崎口駅

東京から電車で移動できる日帰り旅行としてみれば、非常にコストパフォーマンスよく、時間もかからず楽しむことが出来る。

他にもどこかオススメの場所があれば、是非教えてほしい。今度は奥多摩に行こうと思っているので、またブログにしようと思う。

ブログで紹介して欲しい所などあれば、お気軽に問い合わせを貰えればと思う。

備考

日帰り旅行でオススメな持ち物を紹介する。

まずはタオル。軽くて水分の吸収が速いものが望ましい。汗をかいてそのままにしておくと、風邪を引いたり、汗疹ができたりするのでこまめに拭きたい。すぐに乾く軽いことからバッグに入れても嵩張らないので、僕はスイムタオルをオススメしている。

また、できれば着る服は<Nike(ナイキ)>や<Adidas(アディダス)>のDrifit素材やジャージー素材の物が良いと思う。綿は汗を吸うのだが、乾くまでに時間がかかる。ポリエステル素材の服のほうが旅は快適だろう。<The North Face(ザ・ノース・フェイス)>や<Arc’teryx(アークテリクス)>、<HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)>といった登山系も良い。

スマートフォンのバッテリーが切れると、情報を調べることができなくなる。Google Mapが使えないと結構致命的。なので、モバイルバッテリーは携帯しておきたい。AnkerのPowerCore 5000は、電源プラグもついているのでオススメ。普通の充電ACアダプターとして使用し、プラグから抜けばモバイルバッテリーとして持ち歩く事も出来る優れもので、僕も数年前からずっと使っている。

こうするのもありかも

「みさきまぐろきっぷ」の使い方で、こういった手段もありではないかと考えてので紹介したい。

みさきまぐろきっぷは、移動費以外についてくる特典が、飲食代とアクティビティ代である。ここで、飯を食いたい人アクティビティを楽しみたい人に分かれたとしよう。

4人で遊びに行くと仮定し、飯を食いたい人アクティビティを楽しみたい人とを2:2で構成したとする。

  • 飲食店をめぐりたい人 = まんぷく券*2
  • アクティビティを楽しみたい人 = おもひで券*2

このように人員を配置するれば、各人が最も楽しめる遊び方で「みさきまぐろきっぷ」を使うことができる。

という、提案だ。筆者は集団行動が苦手なので複数人での旅行はかなりキツイのだが、大学生のサークルや職場の人と遊ぶといったケースでは、ワークするのではないかと思う。

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