【オーガズム】大麻は男性・女性共に性的欲求を高め、オーガズムを強くするという研究結果

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最近、いくつかの研究は大麻(マリファナ)の使用が女性のオーガズム体験を改善することを示唆している。

また、現在はまだ発表されていない新しい研究によると、女性だけでなく男性もベットルームでの活動が大麻によって強化される可能性があるという。

オンライン上で公開された要約(抄録)によると、この研究は性と大麻使用に関して以下のように報告している。

「調査の参加者は大麻使用が性の機能と満足度を高めると感じている。またそれは、年齢と性別は大麻消費の影響に関与しておらず、性的欲求の増大、オーガズムの強さ、マスターベーションに快楽をもたらしている」

この調査結果は、最近イーストカロライナ大学を卒業したAmanda Moser氏が、人間開発(Human development)とファミリーサイエンス(家庭科学)の修士論文のために行った調査結果である。彼女の目標は、大麻の使用が性生活に与える影響を調査している文献(研究)を更新し、性の質を改善するためであるという。

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Moser氏は、大麻を使ったことがある18歳以上の人を対象に匿名のオンライン調査を行った。

目的のため、性的反応を評価する際に使われるフレームワークに質問を適応させた。例えば、調査は参加者に大麻が勃起(男性)と潤滑(女性)を達成し維持する能力に対して、どのように影響したかを評価するよう求めた。また、調査では回答者に大麻はより満足度が高く、楽しい性生活をもたらすと思うか、味、感触、聴覚、匂い、音はどのように影響するかについても尋ねた。

さまざまな背景と好みを持つ811人のサンプルとなる人物が研究には参加している。Moser氏は、年齢に関係なく、そして生涯を通して大麻が男性と女性の両方に、性的に有益であることを発見したと語っている。

「18歳〜85歳までの人は、全員同様にすばらしい恩恵を受けた。大麻は性の機能および満足に有益であることが誰の回答からもが分かった」

現在、正式にレビューされていないこの調査は、Moser氏が公表するために取り組んでいる(2020年5月1日に発表予定)。

全体的に、参加者は大麻を消費することは、セックスだけでなくオナニーにもより多くの快楽や満足度をもたらしたと報告したようだ。大麻を使用すると、男女共にセックスへの欲求が高まり、オーガズムは激しくなる事が分かった。調査に参加した多くの女性は複数回のオーガズムを達成することができたと報告している。

味覚と触覚も、大麻使用後のセックス中では「有意に増強」され、より良い満足につながったよう。「考えてみると、セックスのときには味覚や触感が鋭くなる」とMoser氏は付け加えた。

研究の大きな限界の1つは自己報告に基づいていることであるが、研究結果は大麻の使用が性交渉中の男性にとって有益ではないと示唆した以前の研究と矛盾するとMoser氏は指摘。

「以前の文献では、大麻は筋弛緩薬であり、男性にとって抑制的な効果を働かせ、勃起の達成と維持が困難になると述べられていた。その考察は理にかなっているが、私の研究で実際には矛盾していた。私は、大麻は男性が勃起を達成し維持する能力に影響を及ぼさず、参加者の男性は何の問題も報告していないことを発見した」

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Moser氏は、以前の研究者が示唆しているように、男性が大麻消費後でも勃起するのに問題がないのは、大麻が血管拡張薬として作用する可能性があるためであると推測した。言い換えれば、カンナビノイドは血管を広げて血流を改善するのに役立つかもしれない。

最終的に、Moser氏の調査結果は大麻が女性の性的機能不全を治療する可能性を明らかにしただけでなく、異性関係にある男性はパートナーよりもはるかにオーガズムを得やすいという事実を示す『オーガズムの不平等』について言及している。

「私にとって、オーガズムの出現は興味深い問題だ。より多くの女性がオーガズムを体験するべきだと思う。もしかしたら、大麻が役に立つかもしれない

研究情報

タイトル

The Influence of Cannabis on Sexual Functioning and Satisfaction(性機能と満足に大麻が及ぼす影響)

著者

Moser, Amanda

発表

2020-05-01(予定)

抄録

本研究の目的は、性的機能と満足に対する大麻の知覚的な影響を調べることである。この研究はカプランとマスターズ、ジョンソンの性的反応サイクルフレームワーク(欲望、興奮、オーガズム、安定、解決)を使用し、最終段階として満足度を含めた。このフレームワークをフェミニスト理論を補完し、洞察力と説明を深めた。大麻使用時に性機能と満足度がどのように影響されるかについて、参加者の認識を測定するための尺度を作成した。この全国的な調査の最終サンプル数は811で、年齢、職業、大麻使用の嗜好はさまざまであった。全体的なスコアは、参加者は大麻の使用が性機能と満足度を増加させると認識していることを示した。年齢および性別は、大麻の使用、性機能および満足度に有意な影響を及ぼさないことが分かった。参加者は、性的欲求、オーガズムの強さ、およびマスターベーションの快感の増加を報告した。結果として、味覚と接触が大麻使用時に増強されることを示している。本研究は、最新の文献を更新し、性の質を改善するための示唆を提供する。

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