新興宗教の教祖になる方法「実践編」 ー 運営するイロハ【地位と尊敬をゲット!】

教祖
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この記事は、Youtubeへ公開した動画を元に記述したブログである。

文字よりも動画が良い方は、以下よりご覧頂きたい。

実践

ここまでで、教祖となり教団を立ち上げる思想をクリアしたはずだ。

ここからは、いよいよ実践編となる。

教義は素晴らしいものとなっているだろうが、素晴らしいものも人に伝えないければ意味がない。大変だろうが、布教活動を行おう。

ただし、闇雲に活動してはイケない。費用対効果を意識し、効率よく人へリーチする必要があるからだ。

まずは弱っている人を探すこと。宗教の本質は、弱っている人を救い、ハッピーにすることだ。人に何を言われても弱者を対象にしよう。別に騙しているわけではないからね。

具体的な方法だが、思想編でも述べたとおり、偶然や不思議なことに霊的な意味をもたせることだ。そうすると、弱っている人は、ただ弱っているのではく、何か意味があって弱っていると考えるようになる。そして、そも意味ゆえに不幸を受け入れることでハッピーになっるのだ。

弱者は、貧乏や病気だけでなく、社会的立場などさまざまだ。あなたは教祖となり、彼らを救ってあげよう。

だが、弱者ばかりをターゲットにしていても、教団は潤わない。教祖生活をエンジョイするためにも、金持ちの信者は早く取り込んでおきたいところだ。金持ちといっても、貧乏人とどうように死ぬのは怖い。

中国で初めて大統一をなしとげた始皇帝も、不老不死を求めて行動している。いくら金と力があっても、死ぬかも知れないという精神的な悩みは一生消えない。そこで宗教の出番となる。

金は、綺麗事を並べるだけでは稼げないものだ。したがって、お金持ちも、歳を取ると、奉仕することで自分を正当化したくなるのである。金持ちから、じゃんじゃんお金をいただこうじゃないか。

宗教を布教するとき、厄介になるのが親族だ。ムハンマドは妻が最初の信者となったが、イエスの場合はマリアに心配されている。イエスは家族が駄目だと判断したので、地元を飛び出て信者を家族だといったわけである。これは釈迦も同様。

では、なぜムハンマドはうまくいったのか。それは、自分自身はただの人間だが、神にそう言われたから代弁者になっているだけだと反論できる。これは良い解決法だ。

教団に信者が増え、すこし潤ってきたら、母数を増やしていく段階だ。ここで、人の家に営業をしていく。自分の家に宗教の勧誘が来たことある人多いのではなかろうか。

多くの人は、宗教勧誘に心動かされないだろうが、感動する人は必ずいる。そして、今は宗教を必要としていなくても、いずれすがりたい人も出てくる。

これは尿もれ薬や育毛剤の広告を見ても、若い人は心動かないが、いざその年齢になると、とたんに気になったりするのと同じである。教団に労働力が構築されたら、見込み客へのリーチと印象付けのため、積極的に営業活動を行わせよう。

宗教を運営していく上では、イベント開催も重要だ。大規模なものでなくとも、気軽に行えるイベントを定期的に開催していく。これは、地区単位で行うといい。そうすれば、コミュニティ作りが自然になされていくのだ。

思想に感動する人や精神的に救われたくて入信する人もいるが、コミュニティに惹かれて教団へ入る人だっているのだ。遠くて話の合わない親戚より、近くて価値観が合っており、仲のいい人との関係性を維持したいのが、暇な人間である。

さて、教団がさらに潤い、人が増えたら行いたいのが、宗教建築だ。強い宗教団体は、どこもデカくてきらびやかな本部を持っている。あなたも、建築物で周囲を圧倒しちゃおう。

だたし、ただ大きいだけではだめだ。日常からの飛躍を感じさせるようなものでなくてはいけない。建物のそばを通ったとき、異世界感を醸し出す必要があるのだ。

僕は、バカ高い食べ物やパット見てすぐに分かるグッズを販売し、テーマパークで異世界感をつくりあげ、夢の国というブランディングで固めているディズニーは宗教だと思っている。

宗教運営のステップとして、

  • 弱者と金持ちを獲得したか
  • 親族との関係を明確にしたか
  • 訪問営業は行っているか
  • イベント開催は行っているか
  • コミュニティ作りをしているか
  • 建築物を作ったか

を確認しよう。

だが、教団運営は楽なものではない。軌道に乗るまで大変だし、軌道に乗ってからも何かしらイザコザが起きるもの。これは、企業経営と同じだ。

事業で顧客を獲得することと同じ用に、教団も信者獲得が大変であり、他の宗教と奪い合いをしなければいけないかもしれない。では、いかにして他の宗教との競争に勝つのか。

この際、相手をこき下ろすことが大事になる。弱点をつき、自分達を比較として称賛することで入信へ引き込むのだ。このように、他の宗派の悪口で蔑むのは、伝統的な宗教も行ってきている技だ。そして過激である。

手っ取り早く信者を増やしたいのあれば、巨大宗教に噛み付くのはありかもしれない。

ただし、相手を攻撃すれば、当然のように自分も攻撃される。近年は傾向として他人をこき下ろすことをよしとしないので、共存を目指すのも手だ。他の宗教をうまくつかいつつ、自分の教団を権威づけできるよう頭を使おう。

教団を運営していくなかで、和を乱す異端児が出てくる。このような場合の対処方法を歴史から学んでいこう。まず、異端児は追放すべきである。仮に、どれだけ内部としては重要なイベントであろうと、外から見れば単なる内部争いにしか見えないので大丈夫。

教義に背くものは徹底的に追放すべきなのだ。

ここまでで、みなさんは教団をきちんと運営できるようになっているはずだ。しかし、上手く行ったとに怖いのは、何か失うことである。迫害を受ける可能性も覚悟しなければならない。

迫害を受けることにはメリットもあり、障害を跳ね除ければ、教団の結束力は固まる。世間から批判をうけても、日蓮系の創価学会が熱心に布教活動をしているのは、こういった理由もある。ちなみに、日蓮は迫害を受けている。

教団運営において困難に立ち向かうとき、

  • 他の教団との関係はどうするのか
  • 異端児は追放したか
  • 迫害を利用できているか

などを確認しておこう。

さて、軌道にのった教団を運営しているあなたは、甘い汁を吸える段階に来ている。度を超えない範囲で贅沢をし、信者をハッピーにするための方法を解説したい。

まず甘い汁をすうのにオススメなのが本の出版だ。教義、歴史、自叙伝などを販売しよう。本の出版は、通常ギャンブルチックになるが、宗教本はわけが違う。すでに信者がいるからだ。通常、本は一人一冊しか買わないが、宗教本は宗教の布教活動にも使えるので、発行部数が増えるのだ。

そして、圧倒的に売れやすい状態で本を出版したあなたは、ベストセラー作家としての地位も獲得できる。この状態は、新規の信者を増やす営業活動にも使える。本屋のベストセラー枠にあなたの本があったら、感動した人が入信するかもしれない。

めちゃ強いのだ。

さて、本の出版で儲けたあなたは、ここで終わってはいけない。次は、物販ビジネスだ。普通、ものを販売するときは、人が必要なものを考えて作る。

しかし、宗教は日常であり、日常と乖離していなければならない。つまり、不要なものをつくって、どうどうと売りつけられる。

葬式に行くとき、訳のわかならい数珠をつけていくことだろう。つまり、本来不要なはずである不用品を、買わないと失礼であるという風潮にすれば、高い値段で売りつけられる。

また、数珠とならび、免罪符を売るのもいいだろう。免罪符は、罪が許されるというもの。

人が何かしら不安に思っていることを、免罪符を持つことで軽減できる。そう、人の不安を解消できる。すなわち人をハッピーにしているので、あなたは正しい教祖の仕事を実行しているのだ。

歴史的に発展した宗教は、そろいもそろって不用品を信者へ売りつけている。ただの紙切れを寺でもらう御朱印にお金を出す人はたくさんいるじゃないか。罪の意識など持つ必要はない。

教団の最大の収益源は、信者からの寄付である。信者からたくさん寄付をうけ、かつ信者を幸せにしなければならない。どうすれば甘い汁を吸いつつも、信者を幸せにできるのだろう。

まず簡単なのは、名誉欲を刺激することだ。たくさん寄付した方が、一目置かれるようなシステムをつくろう。人間は、自分がお金を払ったものを肯定したいという習性がある。

寄付すると偉いというステータスを作れれば、勝手に人へ広めてくれるし、ハッピーになるのだ。現に、ユダヤ教は寄付額の多い人ほどシナゴーグで良い席に座れるシステムになっている。

イスラム教の場合は逆で、寄付を匿名にしている。こうすると、自分は人から尊敬されたくて寄付しているわけではないという自尊心を満たすことが出来る。

いずれの方法を取るにしても、信者の所得をあげることが重要だ。信者の所得が増えるほど寄付額は伸びるからだ。信者が仕事出来る環境を作ってあげることを忘れないでほしい。

また、寄付は100%非課税なので、回収した資金はすべて教団で利用することができる。

信者から金を集めたら、教祖であるあなた自身も寄付活動をしなければいけない。寄付することで、地位と尊敬を集めることが出来る。これは、まともに批判することができないはずだ。

こうしたイメージアップは、新規信者の獲得にも繋がる。そして、必要な場所へお金が分配されたことに、信者は満足するはずだ。そして、恩を受けたものは、返そうとするはずだ。

ここで気づいた方もいるだろう。教祖の寄付活動において、自分の懐が痛むことは一切ないのだ。信者から集めた金を分配するだけで、何も失わず、地位と名誉を得ることができる。

甘い汁を吸うに当たり、

  • 本を出版したか
  • 不用品の需要を作ったか
  • 寄付金の集め方を工夫したか
  • 自分も寄付をしているか

再確認しよう。

あなたは、もう教祖として大成功し、甘い汁もたっぷり吸っているはずだ。

最後は、後悔しないため、偉大な教祖として名前を残す段階に入る。

反社会性から始めた宗教は、フレームワークに基づき大成功している。ここからは、一周回って社会的になるため努力していく。

ローマ帝国で迫害されたイエスだが、後にローマ帝国の宗教にまでなっている。

偉大な教祖として歴史に名を残こすためには、という内容は是非本書にて確認してほしい。

感想

さて、思想編と実践編の動画をすべて見たみなさんは、偉大な教祖として成功するにはどうすれば良いか、分かっていることと思う。

別に、この本を紹介したのは、新興宗教を立ち上げましょうというものではなく、この知識を様々な場面で生かしてほしいからだ。宗教を立ち上げる方法の中身を知っていれば、宗教を運営している人がどのような意図を持っているのか想像しやすくなるし、信者を集めているインフルエンサーの手法を言語化出来るだろう。

人を動かしたり、商売するときの市場選定であったり、そういった部分に適応して貰えればと思う。また、この動画を見たことで、本書を手に取り、マジモンの教祖になる人もいるだろう。

それはそれで面白いので、自分で宗教立ち上げた方がいれば、ぜひお話したいと思う笑

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