シカゴで元旦から娯楽用大麻解禁のゴングが鳴り響く

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2020年1月1日、イリノイ州は娯楽用大麻(マリファナ)の合法的な売買を認めることで、その他10州とコロンビア特別区の仲間に加わることとなる。

6月、イリノイ州は民主党のJ.B. Pritzker(ジェイ・プリツカー)知事が、1月1日から州民や訪問者が認可薬局で大麻を購入可能となる法案に署名した後、娯楽用大麻を合法化した11番目の州となった。

J. B. Pritzker知事 Via https://flic.kr/p/26xfqHG

大麻愛好家やマリファナに興味がある人は、州内の認可された薬局に集まることが予想され、そのほとんどはシカゴやシカゴ郊外にある。

シカゴに本拠を置く大麻企業のCresco Labsは、イリノイ州の従業員約530人を対象に、好奇心旺盛な顧客が急増するのを見越し、初心者教育のトレーニングを数週間かけて実施したという。

同社はシカゴ郊外で複数店舗を所有しており、プレロールジョイント、Vape、濃縮液、食品(エディンブル)などの製品を揃えている。ウェブサイトを見てみると、価格は通常15〜80ドルの間になっている。

Cresco Labs
Cresco Labs

Cresco Labsの広報担当であるJason Erkes(ジェイソン・アークス)氏はCNBCに対し、「興奮のレベルは、iPhoneやJordanのリリースをはるかに上回るものだった」と述べている。

新法の下では、21歳以上の成人が、大麻の花を30グラム、500ミリグラムまでのTHC製品、5グラムの大麻濃縮物を所有できる。州を訪れる人々(観光客など)は15グラムまで大麻を購入できるが、州を越えて輸送することはできない。

州法によれば、大麻は個人用の住居と喫煙所でのみ喫煙できるそうだ。

大麻の販売へ課税する新法は、州や国に巨額の収益をもたらすと予想される。

大麻の購入は、THC含有量に基づいて課税される。

THC含有量が35%以下の大麻には10%、THC含有量が35%以上の大麻には25%、THC製品には20%の税金が課される。

コンサルティングファームであるFreedmanKoskiは、大麻産業が毎年4億4,000万〜6億6700万ドル(約470〜720億円)の税収を州にもたらすだろうと予想している。

シカゴだけでも、娯楽用大麻からの税収は2020年に350万ドル(約3.8億円)へ達すると見込まれる。

Cresco Labs
Cresco Labs

同法はまた、大麻関連の軽犯罪で有罪判決を受けた人の記録を廃棄することも認めている。これは、打撃を受けた人たちを救済することを目的とした大麻関連法案では、かなり一般的なものとなっている。

主に、有色人種、特にアフリカ系(黒人)とヒスパニック系(中南米)のアメリカ人はドラッグ関係で有罪判決を受けるケースが多い。よって、これは人種差別だとして問題となっているのだ。一度有罪判決を受けると、その後の人生に大きな影響を受ける。

しかし、州法が有色人種のコミュニティに与えた影響を是正し、予算の問題を解決すると、誰もが確信しているわけではないそうだ。

マリファナ

大麻合法化反対運動の先頭に立ったアドボカシー団体 『Smart Approaches to Marijuana(マリファナへのスマートアプローチ)』 の代表であるKevin Sabet(ケビン・サベト)氏は、推定税収には大麻を使用した人が起こす交通事故や生産性低下の可能性など、他の可能性を考慮に入れていないと述べている。

サベト氏は、CNBCのインタビューで、大麻合法化は「社会正義と関係なく、お金を稼ぎたい企業のためにある」と批判した。

シカゴの町並み。Via https://flic.kr/p/21NX6kk

大麻を肯定している団体の意見も紹介する。

大麻の矛盾を明確にし、成人年齢による責任を追及した医療大麻の利用に生じる犯罪者としての矛盾したシステムを無くそうとする米国無利益団体である『NORML』のPaul Armentano(ポール・アルメンターノ)副理事長は、以下のように語っている。

「イリノイ州の議員たちは、世論と公平性と社会正義の原則に従った包括的な立法改革を行ったことで称賛されるべきだ。現在、推定で4人に1人のアメリカ人が、大麻が合法的に規制されている管轄区域に住んでおり、2020年には他の州もこれに続くと予想している」

さあ、シカゴへ行こう。

参照:CNBC

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Keisuke Kuribara

株式会社Propagation代表取締役。興味対象は、ビットコイン、大麻、ウェブ、金融、生物、心理など。金融から健康、テック、音楽など様々な事について執筆しており、このブログは月間20万PV程度となっております。自身のアウトプットや知的好奇心を満たすことが主な目的です。お仕事の依頼や相談などお気軽にお問い合わせください。Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)を保有。

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