起業家精神あふれる子供へ育てる5つの教育方針

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ヤフオクで本を売ったり、メルカリで転売したり、芝刈りをしたり、新しいアプリの開発をしたり、人が起業家(事業家)になる道はたくさんある。

必ずしも大きな成功を収める必要はない。

起業家精神を養うだけでも、生きていくのに必要なスキルを身につけたり、お金に関する仕組みを学ぶことができるのだ。

ニューヨークに本拠を置くLenox Advisors社の公認ファイナンシャル・プランナー、Thomas Henske(トーマス・ヘンスケ)氏は、『子供たちへお金について教える』ことが重要だと語る。

起業家になることで、人は予算管理、貯蓄、支出、投資について学ぶことができる。

ヘンスケ氏は、「お金を作るのは難しく、また維持するのはさらに困難だ」とし、「お金を大切にするようになるだろう」と言う。

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Via Alu

非営利団体FIRSTのDon Bossi(ドン・ボッシ)会長は、子どもたちがチャレンジし、失敗から学ぶことで忍耐力が養われ、批判的思考を取り入れるようにもなる、と語っている。FIRSTは、科学、技術、工学、数学の分野(STEM)で、幼稚園から高校までの生徒たちによる革新の促進を支援している。

子供はただのスポンジです。ブレーンストーミングやプロトタイピングのような機会を与えると、子供は自然に学んでいきます。

Don Bossi

失敗は学習プロセスの一部であるとし、「何か試してもうまくいかなかったら、諦めさせるのではなく、育ててあげましょう」と述べた。

『そこから何を学んだのか、どうすれば改善できるのか?』

このプロセスは、大人でも同様のことが言える。

この記事では、Michelle Fox氏がCNBCの記事で書いている、〈子供が自己学習を行うためにできること〉、〈その過程でお金について賢くなる手助けをするためにできること〉を紹介する。

1.創造性を育てる

幸いなことに、子どもたちはすでに創造的な思考を持っている。

Bossi氏:「子供たちの創造性は、私たちを打ち負かすようなものだ」

Bossi氏:「幼い子供は、歴史や知識に拘束されることはない」

Bossi氏:「また、彼らは間違っていることを恐れていない」

Bossi氏:「自分たちのアイデアが狂っていると言われることを恐れないからだ」

Bossi氏:「つまり、子供は失敗を恐れない」

ヘンスケ氏も同じ意見で、大人はグループ思考をする傾向があると指摘する。

したがって、子どもが何かアイデアを持っているなら、好奇心を持って育てるべきである。たとえそれが『異様』ものであったとしても。

Henske氏:「小言を良い、制御し始めると、子供は自信を失う」

2.ブレインストーミング

子供は、お金を稼いでみたいと思っているか。

最初にすべきことは、金を稼ぐために、何ができるかを尋ねることだ。そこで、ブレインストーミングが必要になる。

Henske氏:「子供たちの中には、『葉をかき集めることができる』とか『ベッドを作ることができる』と言う子もいるだろう」

Henske氏:「あなたはこう言おう。『わぁ、すごい!」

Henske氏:「さて、それでビジネスを構築できるかな?」

ヘンスケ氏は、マインドマップを使ってブレインストーミングを奨励している。ペンと紙やMindMeisterのようなツールを使ったりするだけで、簡単に実現できる。

Henske氏:「親は、素晴らしい機会を潰さないよう、見守るだけで大丈夫だ」

3.メンターを探す

子供は親のアドバイスを聞くのが好きでない。

したがって、子供の指導を行うメンターがいると非常に良い。地元のビジネスマンでも、家族の友人でも、特定分野の専門家でも構わない。

Bossi氏は、自分のアイデアを説明するために、子どもがプロトタイプを作って身近な専門家に見せることを提案している。

それは、将来の成功につながるかもしれない。

4.市場調査

自分の子供のアイデアがビジネスになる可能性がある場合、まずは市場調査を行い、何が必要か調べ、競合を評価する。

そして、ビジネスモデルを組むのだ。

物理的な製品なら、生産するのにいくらかかり、利益率はどの程度を維持できるか計算し、どうマーケティングするかを考えよう。

Bossi氏:「これらがうまくいけば、あなたの子供はエンジェル投資家と話し、資金を出してくれるか確かめることができる」

Bossi氏:「プロトタイプやコンセプトから生産、実際のビジネスまでが評価されれば、実際に出資を受けることができるだろう」

5.人生の教訓を教える

ビジネスの構築と運営を通して子供を指導する際には、利益と税金についての話をするようにHenske氏は言う。

有名な起業家に関する本、会計の本、税務の本を読んでもらうこともできる。

ただし、無理は禁物だ。少しずつやっていこう。

Henske氏:「少し話をふり、しばらく放置してほしい」

Henske氏:「そして、彼らが何を思いつくか観察するのだ」

Henske氏:「これは、数週間待っても構わない」

まとめ

時間をかけて子供を指導し、見守れば、勝手に吸収してくれるだろう。

Henske氏は、子供を尊重しない場合、大きな代償を支払うことになるかもしれないと警告する。

Henske氏:「もし、私たちが子供に起業家になることを教えないとしたら、つまりそれはアイデアと実行力で自分の運命をコントロールすることを意味するが、最初にした仕事へ集中し、その産業が変化し消えてしまったら、対処することができなくなるかもしれない」

感想

CNBCの記事を読み、意訳して紹介してきた。

ここに書いてあることはその通りだろうと思うが、これは親の素質が非常に問われるとも同時に思える。

つまり、親がファイナンスの知識を持ち、ビジネスへ関心を持ち、自分でビジネスを行った経験が必要だ。

教育研究者ではない僕自身が思っていることであるものの、親だからと言って偉い訳ではない。育て、成長を見守る側である親も、子供と同じように学習し続ける必要があるのではないだろうか。

参照:cnbc

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