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【ファクトフルネス】思い込みを乗り越え、世界を正しく見る習慣。賢い人ほど真実を知らない②

ファクトフルネス
Photo by Micheile Henderson @micheile010 // Visual Stories [nl] on Unsplash
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クリブログ

 

この記事は、Youtubeへ公開した動画を元に記述したブログである。

文字よりも動画が良い方は、以下よりご覧頂きたい。

【ファクトフルネス】思い込みを乗り越え、世界を正しく見る習慣。賢い人ほど真実を知らない② #FACTFULNESS

はじめに

前回の動画では、分断本能やネガティブ本能について話してきた。

この動画を見る前に、先に前回の章を見ておくことをオススメする。

では、思い込みを乗り越え、世の中を正しくみる習慣をつけるべく、さらにファクトフルネスと人間の心理を掘り下げていこう。

第6は「パターン化本能」

これは、ある例が他の事象にも当てはまると考えてしまうものだ。

人は、無意識に物事をパターン化し、すべての例に当てはめる傾向にある。いわゆる思考の枠組みで、世界の見方を歪めてしまう原因になるわけ。

これは、僕自身もすごく感じている部分だ。

これは、頭が良いとか、悪いとかではなく、人の本能なので仕方無い部分である。そうしないと、物事の判断を即座にできないから。

つまり、自分が行う分類の仕方は正しいのか、気が向いたときにでも問いかけて見ると良いと著者は述べている。この国は、こーゆー文化で、GDPがこれくらいだから、こう、みたい結びつけは、結構自分の視野を狭めているかもしれない。

気をつけるべき言葉として、過半数や例外というモノを上げている。過半数は51%と90%で大きく違うし、例外的な何かがあるといった情報は、鵜呑みにしてはいけない。

第7は「宿命本能」

人は、持って生まれた宿命によって、物事はそうなり続けるだろうと考える習性がある。

つまり、物事はいまのままであり続け、これにはどうにもならない理由があり、今後もそのままだと考える傾向にあるのだ。

人類が進化する過程では、さほど環境は変わらなかった。だが、今は違う、技術革新のスピードはとても早く、3年先のことなんてとてもじゃないが予想できない。

アフリカはこう、アジアはこう、アメリカはこう、ヨーロッパはこう、みたいにパターン化し、どこどこはどこどこを勝ることは無いみたいに考えるし、根強い価値観は伝統によって変わることが無いと考えたりもする。

これは、ただの思い込みだ。

アフリカの国である、チュニジア、アルジェリア、モロッコ、リビア、エジプトの平均寿命は世界平均の72歳を上回っている。つまり、アフリカが貧しいわけでも、寿命が短いことでもなく、進化しているわけだ。

近年では、ヨーロッパ諸国の成長が鈍り、アフリカ諸国の成長は進んでいる。中間所得層はすごい勢いで拡大しており、ここにはビジネスチャンスがあると考えるのは当然でないだろうか。

イスラム教を信仰している人が多いイランでは、コンドーム工場があり、性教育がきちんとなされ、イラン女性ひとりあたりの子供の数はアメリカやスウェーデンより少ない。

宿命本能を一度疑おう。

第8は「単純化本能」

考えるのは結構面倒な作業のため、人はシンプルで単純化された見方に惹かれてしまう。

あらゆる問題は、これといった原因から生まれており、これを取り除けば解決できるはずである、といった具合だ。これに関し、僕はシンプルに物事を考えることは大事であると思っているが、あらゆる問題に適応させようとするので無理が生じるわけだ。

単純化してしまう理由は2つあると著者は分析している。

1つが政治的思想で、もう1つが専門知識だそう。

いくら専門家だとしても、すべての領域をマスターするのは無理だ。実際、数字に強い専門家やネイチャーを購読している教育者でさえ、世界情勢の統計データのクイズを間違えている。

どれだけ1つの分野を極めても、別の分野では間違えるのが普通なのだ。

自分は色々知っていると勘違いし、物事の見方を単純化してしまうと、他の事に気づけなかったり、足元すくわれてしまうかもしれない。

政治的思想については、ちょっと面倒なので本で確認してもらえればと思う。

第9は「犯人探し本能」

なにか悪いことが起きた時、単純明快な理由を見つけたくなるのを犯人探し本能と呼ぶそうだ。

悪いことは、だれかが仕組んだものだと考えだが、実際は個人にそこまでの力はない。

誰かを責めたくなると、正常な判断はできなくなってしまう。これは、単純化本能でも述べたが、複雑な真実から目をそらす本能でもある。

メディアの報道に関して結構批判してきたが、これは仕方ないことでもある。人間はドラマチックな情報を欲しているし、PVを取れなければ記者はクビになってしまう。

メディアを犯人にするより、自分で正しそうな情報を取りに行く方が、たぶん早い。

誰かを責めたり、責めるべき対象を探すより、より良いシステムを考えるほうが楽しいんじゃないかな?

第10は「焦り本能」

いつやるの、いまやらないと遅いよ、明日じゃ遅いんだ。

みたいな、この今瞬間に決定しなければ乗り遅れるといった感情は、焦り本能といわれる。

営業とか活動家とか、そういった人たちはとりあえず人の判断を鈍らせるため、意思決定を早めさせようとする。

恐怖に漬け込むように煽られると、人の判断能力はめちゃくちゃ鈍る。なにかの事象を、なんでもない原因にこじつけられても、そのおかしさに気づくのが難しくなってしまう。

ネガティブバイアスの面でも述べたが、人はネガティブな情報を探そうとし、勝手に恐怖を抱いている。ここに理由をこじつけられると、その情報を信じてしまうわけだ。

今決めなければならないと思った時、それは本当かどうか疑う癖をつけると良いかもしれない。大概、本当に今すぐやらなければならない事は少ない。

ここまでで、人がファクト、つまり事実を歪曲して理解してしまう本能に関して述べてきた。より詳細なデータや、著者自身のエピソードなどは本を手にしてほしい。

個人がリアルに体験した話しも読んだほうが、ファクトフルネスを理解できると思う。

感想

10個話した人の本能を理解し、ファクトフルネス、つまり事実ベースで物事を判断できるようになれば、より正しい物の見方ができるようになるかもしれない。

事実で物事を判断することは、生活を良いものにする可能性が高い。

物事を見る時、人間なのでバイアスがかかってしまう。

こういったバイアスはチャンスを得るのに害となってしまうケースがあり、本書を読みながら反省した。

ファクトフルネスを読めば、心理学、行動経済学、世界情勢のデータを理解できるようになり、世界はより良くなっていると実感できる。

読んでおいて損のない本だと思う。

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