地球温暖化による動物5種の行動変化

温暖化
Photo by Ciprian Morar on Unsplash

世界中で様々な生物が、食事、パターン、餌場など、ライフスタイルの変更を余儀なくされている。

Guardianで紹介されていた、代表的な5種類の生物の事例を紹介したい。

オサガメ

オサガメ

先週、海水温の上昇と海流の変化が、オサガメの産卵から餌場への移動距離を2倍にしていると報告された。

フランスのヒューバート・キュリアン研究所によると、ウミガメは通常、海岸で産卵した後、餌を取るため冷たい海に移動しなければならない。

しかし、水温が高いことから、適切な場所に到達するため、さらに泳いで行かなければならない個体もいるという。

ナキウサギ

ナキウサギ

北米に生息する小型哺乳類のピカス(ナキウサギ)は、高山から隣接する森林へと次第に移動している。

『Journal of Mammology』に掲載された調査によると、ナキウサギなどの小動物が必要とする、冷たく湿った岩だらけの生息地は、高温で乾燥し、雪も少なくなっているという。

山の高いところに住んでいるので、地形が変わると、行き場がなくなってしまうかもしれない。

オオカバマダラ

オオカバマダラ

気温の上昇により、オオカバマダラの南への移動が最大6カ月遅れているようだ。

コロンビア大学の地球研究所によると、時期の遅れが原因で、オオカバマダラが食物として依存している蜜を生産する植物の開花時期とズレが起きており、過去20年間で花が95%減少したという。

ツノメドリ

ツノメドリ

太平洋のメイン湾にいるツノメドリは、普通はメルルーサ(タラ系)やニシンを食べるが、海の水温上昇から魚を北に移動させている。

ツノメドリは、代わりに若いバターフィッシュを食べようするが、飲み込むことはできない。

この20年間で、幼鳥の生存率は年に2.5%低下したと自然保護論者は計算している。

ホッキョクグマとプランクトン

ホッキョクグマ

スコットランド海洋科学協会は、動物プランクトンは海氷上で成長する藻類を食べているため、海氷の融解が広範な食物連鎖に影響していると述べた。

ある科学雑誌によると、プランクトンなどの微小な生物は魚やエビに食べられ、魚やエビはアザラシに食べられ、アザラシは最終的にはホッキョクグマに食べられる。

アザラシは、ホッキョクグマの食事で70%を占めている。

参照:theguardian

You May Also Like
サソリ
続きを読む

サソリの毒が新たな抗生物質につながる可能性、ブドウ球菌と薬剤耐性菌に有効か

サソリは純粋にカッコイイが、医療等の科学的観点で有益だと思われる事はめったにない。 これまで研究者たちは、クモ類の毒液からブドウ球菌感染症や薬剤耐性結核の治療に有望な2つの化合物を分離するなど、生物から恩恵を受ける方法を…
恐竜
続きを読む

恐竜の匂いはどうだったのか?

トリケラトプスはどんな匂いがしたのだろう? 骨の化石は、有名な『フォルム』が、どのようなものであったか示してくれた。現存する動物は、恐竜の肌の印象や色を解き明かす可能性がある。 もし6700万年前に遡ることができたとした…
犬
続きを読む

犬1匹の経済的価値はいくら?

犬は、人間にとって非常に価値があるものです。 アメリカでは、犬の飼い主は高いコストをかけています。 彼らは昨年、ペットに700億ドル以上使ったという調査結果が出ています(獣医ケアに200億ドル、物資に160億ドル、食料に…
続きを読む

【手入れいらず】安価で超簡単!フィルターなしでメダカの水槽をキレイに保つ方法を紹介

メダカを飼育している人に向け、フィルターを使用せずに蒸発した分の水を加えるだけでキレイな飼育環境を保つ方法を紹介する。 紹介する方法は、糞が多い以下の生物には向かない。 熱帯魚でも大きめの魚 金魚 肉食魚 海水魚 ザリガ…