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【大麻の歴史】2000年続く伝統が違法化された裏側とは?

大麻
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この記事は、Youtubeへ公開した動画を元に記述したブログである。

文字よりも動画が良い方は、以下よりご覧頂きたい。

【裏】マスコミが言えない大麻の歴史。2000年続く伝統が違法化された裏側とは?

 

はじめに

今日は、大麻の歴史の話しをしたいと思う。

内容としては、武田邦彦さんが著者である「大麻ヒステリー~思考停止になる日本人~」という本の紹介だ。

沢尻エリカさんのマリファナ・パーティーでまた一段と認知度が増した大麻だが、意外と大麻とは何で、どんな効果があり、どんな歴史があるかを回答できる人は少ない。

アングラのようなイメージを持たれるかもしれないが、これは役所の指示を受け、マスメディアがダメゼッタイという言葉で洗脳しているだけであり、実際は2000年以上も日本人と慣れ親んでいて、身の回りのものに使われてきた。

では、大麻は神社の鈴縄や下駄の鼻緒など様々な日用品に使われていたのに、なぜ追放されるようになったのだろう。ただの植物を栽培するだけで逮捕されるのだ。何かあるに違いない。

医療効果があるとか無いとかではなく、そもそも日本人との関わり方や歴史を知り、知恵を深めていただければと思う。この話しを聞けば、何か、マジかよ、と思うことがあるに違いない。

内容紹介

そもそも、大麻はドラッグではなかった。

清水登之(トシ)という画家が1929年に発表した絵には、広い畑一面に大麻が栽培されていて、それを村の人が総出で収穫している様子が描かれている。大麻は比較的背丈が高い植物なので、人が小さく見えることも分かる。

そう、太平洋戦争が終わるまで、日本は2000年に渡ってただの作物として大麻を栽培しており、それは全国的であったのだ。ただ、それは作物として収穫されていたが、パーティーのように娯楽で使われるものでもなかったことを意味している。

また、昔から馴染み深い植物であったため、実際今でも大麻は普通に生えていたりする。

大麻は比較的病気がすくなく、栽培が楽な作物である。また、成長は早く日本の気候にあっている。なので、昔の日本は4月から5月になると大麻を畑にうえ、7月下旬ごろに収穫するというルーティングができていたのだそうだ。

収穫された大麻は乾燥し、繊維などに使用できるよう加工されていく。繊維はとても丈夫で、実の栄養素は豊富なので、非常に良い作物だ。現に、七味唐辛子には大麻の実が入っている。

ただし、繊維や食物に使われることは合っても、喫煙されることはなかったのが日本の大麻である。この変化は何なのか、ということで大麻が禁止された歴史について触れていきたい。

もともと、大麻を排除しようという動きはアメリカで始まった。アメリカが移民が作り上げた伝統の浅い国なので、それが奇妙なことやイノベーションを生む原因ともされている。

建国の際に、全ての人間は平等であると宣言されたが、これは階級制度のあるイギリスから独立するための大義名分であり、その中にはインディアンや黒人は含まれていなかった。

つまり、できたときから白人優位なのである。

奴隷貿易もあり、アメリカには多くのアフリカ系の人が住み始める。そしてマヤ文明などながい歴史を持つメキシコともつながっているので、様々な人種が入り乱れることとなるわけ。

大麻は独立当初、重要な繊維原料だったが、奴隷による労働力で綿花栽培が盛んになり、繊維としての大麻は衰退していき、移民がタバコ、つまりマリファナジョイントとして使い出したわけだ。

薬というのは、ストレスある社会か、あまり働かなくても良い社会で浸透する傾向にある。南からの移民がマリファナを使いだしたのも、このこと関係しているようだ。

19世紀後半に南北戦争が起こり、リンカーン大統領が誕生し、奴隷制度が廃止された。自動車や石油など、先進国的な産業がどんどん発展してくのもこの時から。したがって、メキシコやカリブなど南米系の人が、このチャンスをものにしようと移住し労働者として働きはじめることとなる。

ヒスパニック系の人たちの大半はダウンタウンに住み、横のつながりが強いライフスタイルが相まって、マリファナを嗜むようになる。

大麻には呼び方が沢山あるので、とまどうかもしれないが、一般に産業用はヘンプ、医療や娯楽など一般的なものはカンナビス、ジョイントはマリファナと呼ぶことが多い。

そもそもマリファナジョイントが流行ったのは、ニコチンより依存性がなく、値段は安く、暴力性がないので、まあ使うかというものだったというのが実情らしい。

ジョイント
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ヒスパニック系やアフリカ系の人はマリファナを嗜んでいたが、白人は大麻を使用する習慣が当時なかったという。アメリカというのは、だいぶマシになっているものの、白人優位な国である。この違いに不満を募らせることもあっただろう。

先に移住して開拓した白人と、その後の移民には差別がある。ここで、気に食わなくなった白人はマリファナは、けしからんということで排除運動を始めたそうだ。

ダウンタウンで移民たちがマリファナをモクモクさせているのが、相当気に食わなかったのだろう。

では、大麻禁止に繋がることとなった禁酒法についても触れていきたいとお思う。禁酒法は、1920年から1933年まで存在していた、お酒の製造・販売・移動を禁止するものである。

禁止されているものの、人々が欲していたので、ここで大儲けしたのがアル・カポネやSEC初代長官のケネディーだったりする。ここの話しは別の動画で話したいと思う。

17世紀のはじめにイギリスから移住してきた人たちは、ヨーロッパが発展していくなかで材料不足であることをしり、木材などを輸出する貿易で力を付けていくこととなる。

知らない土地を開拓していく男たちは、まあストレスがたまる。そこで度数の強いアルコールを飲むになった。だいぶ後になるが、酒の飲みすぎは社会を壊すという風潮が社会で高まり、1826年にボストンで禁酒協会が設立される。

ただ、実際はビールやワインはOKとされていて、ウイスキーなどの強いお酒でアルコール依存症になることが問題視されていたわけだ。

近代国家へ発展していくアメリカはキレイなことを好む風潮になり、禁酒法の土台ができていった。んで、1851年にメイン州で最初の禁酒法が成立する。

そのうち、最初に移住してきたプロテスタントと、後に移住してきたカトリックに亀裂が生まれ始める。メイン州は北部にある州で、プロテスタントが多い地域であった。ビールが有名であったドイツ系のカトリックを飲んだくれであるとみなし、またビール業界でドイツが牛耳っていたことも気に食わなかったようだ。

同時に女性の社会的な力も増していき、禁酒運動がより盛り上がることなる。

そして1917年に禁酒法が議会を通過し、20年に施行されたのだ。

ただし、酒を全面禁止はできない制度であり、飲むのはOKだったのだ。つまり、闇ルートから購入すればいいこととなる。したがって、ギャングが勢力を増すこととなったのだ。この法律はわずか13年で廃止され、アメリカに傷残すこととなる。多少破るのがOKな法律に人を慣れさせてしまったから。

アメリカで禁酒法が廃止されたのは1933年で、大麻の禁止は1937年だ。あまりにも近すぎる。ここには何があったのだろう。

禁酒法が廃止になった直後、酒の密売などを取り締まっていた捜査官が大量に余るという自体が発生した。そこで、何か禁止するものを探していた役人は、対象として大麻を見つけることとなる。したがって、失業対象として、大麻を悪者扱いしたと本書では述べられている。禁酒法ではドイツ系が悪者にされたが、大麻禁止の背景にはヒスパニック系への反発という意味が込められている。

大麻を取り締まることにした前後のことであるが、そもそも大麻が体に悪いという科学的な証拠はほとんどなかったという。

ある策を進める時、それは正しいかどうかという事はあまり重要でない。どう進めるかである。

当時アメリカには新聞や映画が発達していたので、そういった媒体を使って大麻は体を壊すというキャンペーンを打ちまくったわけだ。白人の若者がマリファナに染まって暴力化するシーンを描くことで、考える力をもたない大衆をまんまと洗脳できた。

これは、現在の広告でも取られている手法なので、まあ想像つくだろう。このときの名残で、マリファナを吸うと顔がげっそりし、暴力的になると思っている人が多い。実際にマリファナを吸って喧嘩が起きた場面は見たことがないと、僕の知人は言っていた。

大麻を締め付ける大麻課税法に署名したのはルーズベルト大統領だが、これは大麻を使うには法外な税金を収めなければならないというものだった。したがって、表面的には課税法だったが、その税金がバカでかかったので、実際には禁止であったというわけだ。

つまり、大麻を使用すると何か大きな害が出るという証拠がなかったので、課税という形式に落ち着かせるしかなかったのだ。

また、大麻禁止の裏側には石油産業が噛んでいたという説がある。これは、合成繊維の実用化ができるころだったため、石油を売ってなんぼの業界からは、早く育って頑丈な大麻の繊維は邪魔者扱いされたというもの。実際、この頃にデュポンがナイロンを発明している。

そんなこんなで、一度禁止された大麻は、そのまま成長し、戦後の日本へも渡ることとなったのだ。

1937年に成立した大麻課税法だが、約10年後に日本へ上陸することとなる。敗戦した日本はアメリカに占領され、国の指揮はGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が行っていた。

1950年頃のGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)、不明 [Public domain]

ポツダム宣言が出たとき、正式に大麻は薬物であるとアメリカに認定されたのだが、これまで縄文時代から使われてきた植物を禁止とされたのだから、まあびっくりするだろう。

内閣に勤めて林修三さんは、大麻取締法ができた前後のときのことを「正直異様な感じを受けた。何か間違いで、冗談だと笑っていたものだ」と記している。

この文書は、『時の法令』に「大麻取締法と法令整理」という題名で掲載されている。

そう、つまり当時の日本人の大麻への感覚がはっきりと分かる文章である。大麻を吸う習慣がないのに、アフリカ系の軍人が好むからという理由で勝手にドラッグ認定されたのだから、何かの間違いだと思うのは当然な反応であると言える。

アメリカの法律であるからという理由で国会を通過した大麻取締法には、目的も科学的根拠もない。ただ、そう言われたから作られた法律なのだ。

なのだが、最初に成立してからは、日本人の手によって何回か改正されている。1953年に大麻の定義が大麻草およびその製品に変わり、種がはずされ、1990年には栽培・輸入・輸出・譲渡・所持が違法になった。

したがって、大麻取締法は日本が独立してからの方が厳しくなっていっている。

では少し大麻そのものの話しもしたいと思う。

大麻は大きく3種類にわけられ、それはサティバ、インディカ、ルーディラスである。いちおう、化合物であるカンナビノイドを多く含むものが嗜好用で、少ないものを繊維などの産業用として使用していたと考えればいいと思う。

精神や医療の面で関わってくるカンナビノイドは、THCとCBDが大部分である。これは、大麻の基礎知識という動画で話しているので分かると思う。THCは精神活性性があり、CBDには無い。THCはテトラヒドロカンナビノール、CBDはカンナジビオールとも言われる。

したがって、日本で自生していたり栽培されていた大麻は、カンナビノイドが少ない大麻株であった。つまりは、大麻に精神活性性があるのではなく、THCを多く含む大麻株が精神活性性を持つのだ。大麻が駄目で禁止すべきであるという胆略的な判断は、日本人は犯罪者がいるから日本人は全て入国禁止とどこかの国で言われているのと同じである。

紀元前1100年前の古墳から、大麻布が見つかっていることから、大麻は繊維として使用されてきたのが決定的である。

実際、大麻がドラッグ的な使用方法をされていた文献はない。アヘンのようなものはあるが、大麻は歴史的に、本当にないのだ。

そして、繰り返すが日本も同様である。伊勢神宮で配られる御札は神宮大麻と呼ばれているくらい、身近かつ神聖なものである。また、全国で麻という漢字が含まれる地名は数多くある。これは、麻の産地だったり、加工産業などがあった証拠だ。

ここまでで、アメリカ主動で大麻は禁止されだしたことはすでにご存知だと思うが、本当に大麻が暴力性を生んだり、依存したりという圧倒的に悪い影響がなく、また研究結果もなかったので、大麻自体はそれほど悪くないが、若者が別の麻薬に向かう導入剤になりえるという議論へとすり替えたわけだ。

生活習慣の1つに組み込まれると、それは精神的依存になる可能性があるが、大麻で指摘されている依存性はその程度だ。毎日ぬいぐるみを隣に置かないと寝られない人がいるとして、そのぬいぐるみが依存となっているのと大して変わらない。

さて、では日常的に目にする物の依存性を比較するとどうなるだろう。

もっとも強いのはヘロインやコカインであり、その次にアルコールや幻覚剤が来て、タバコ、大麻と続く。つまり、大麻は依存性としては、その他の物質より低いこととなる。

例えば、アメリカ国立薬物乱用研究所による成分調査では、ニコチンの依存度が6、アルコールが3で、大麻は1であった。

現在、世界的にみれば大麻を合法化する流れであり、カナダは完全に合法化し、アメリカは医療用を含めれば多くの州が合法化しているし、ヨーロッパでも非犯罪化されている地域が多い。詳しくは調べてもらえればと思う。

より、世界や日本での大麻の関わりかたや、そこに付随する伝統や宗教などは、ぜひ本にて確認いただければと思う。

感想

この動画を見てくれた方は、大麻とは何か、日本人とはどのような付き合いがあったのか、法律では駄目とされているがそれはどうなのか、などなどが分かったと思う。

科学的な根拠が薄いまま禁止されていることもあり、大麻の研究は進んでいるとは言い難い。

皆さんは、すでに大麻の基礎知識はあることと思う。つけた知識を元に、ご自身で何か判断してもらえればと思う。

ただし、日本では栽培、譲渡、所持が違法である。私は犯罪行為を推奨したり、また幇助する気はないので、そこだけ勘違いすることはやめていただければという感じだ。