2020-01-24 (金曜日)

BTCPay Serverで同期を早めるためFastSyncを使う

- Advertisement -クリブログ

OSSの暗号通貨ペイメントプロセッサーであるBTCPay Server。Lightning Networkを採用するにあたりジェネシスブロックからビットコインノードを同期するため、稼働環境次第では使えるまで非常に時間がかかってしまう。

実際、安価なVPSで貧弱な環境だと数日、Microsoft Azureなどの高機能な環境でも2日程は要する。

そこで、一旦同期が完了するまでは外部サーバーの特定ブロックでUTXOセットをダウンロードし、ノードに展開することで同期を数時間で完了させられる『FastSync』を採用してみる。

余分なブロックの同期を外部サーバーへ委任し、必要な情報だけを取ってくるのはSPVノードと似ており、合理的だ。

しかし、勿論欠点もある。それは、委任した外部サーバーが悪意を持っていた場合は情報が改ざんされているかもしれないこと。

その欠点を理解できていれば、FastSyncはより良い手段であるといえる。

BTCPay Server
「Your nodes are synching…」から動かない場合は、FastSyncを使うと良いかもしれない

では、筆者自身がドキュメントに記載されている方法からFastSyncを実施してみたので、その方法を紹介したい。

BTCPay Serverとは何か、はこちらの動画でご確認を↓

解説

解説といってもドキュメントの通りなのだが、日本語の情報もあればと思い記載しておく。

英語での動画はこちら↓

接続

 SSHでサーバーへ接続、またはローカルのディレクトリへ移動し、Rootとする。

サーバー

VPS : ssh [email protected]アドレス
AWS : ssh -i /hogehoge/example.pem [email protected]アドレス

$ sudo su -

ローカル

$ cd btcpayserver
$ sudo su -

btcpayserver-dockerディレクトリに移動

$ cd /btcpayserver/btcpayserver-docker

Dockerをシャットダウン

$ ./btcpay-down.sh

FastSyncディレクトリに移動

$ cd /contrib/FastSync

load-utxo-setを実行

$ ./load-utxo-set.sh

Rootへ戻る

$ cd -- 

Dockerを起動

$ btcpay-up.sh

以上。

数時間、コーヒーを飲んで読書でもしながら待ってこう。

これで、あなたも自分の決済ネットワークを自分でコントロールできるぞ!

BTCPay ServerでLightning Network対応のオンラインストアを構築する方法はこちら↓


- Advertisement -
Keisuke Kuribara
株式会社Propagation代表取締役。興味対象は、ビットコイン、大麻、ウェブ、金融、生物、心理など。金融から健康、テック、音楽など様々な事について執筆しており、このブログは月間10万PV程度となっております。自身のアウトプットや知的好奇心を満たすことが主な目的です。お仕事の依頼や相談などお気軽にお問い合わせください。
- Advertisement -

こちらもオススメです

プライムデーでFire HD10を購入!読書や映画鑑賞には十分

15日から開催されているAmazonのプライムデーで、FireタブレットHD10を購入した。 技術書などを大きな画面で見たいと考えていたため購入しようか迷っていたのだが、プライムデーの存在を思い出しずっと待っていた形となる。 自分がタブレットを使う用途としては、以下のような事のみだったのでFireタブレットで十分と考えたわけだ。 Kindleニュースをチェック飛行機などで映画を見る 僕はKindle...

【ファクトフルネス】思い込みを乗り越え、世界を正しく見る習慣。賢い人ほど真実を知らない①

この記事は、Youtubeへ公開した動画を元に記述したブログである。 文字よりも動画が良い方は、以下よりご覧頂きたい。 https://youtu.be/3zbf84SP8zg はじめに 

【iframely】HTMLをペーストするだけで、綺麗なリッチメディアを埋め込めるツール

記事を書く人は、ブログを書く時に外部リンクや内部リンクをキレイなブログカードにして表示したいと考えたことはあるはず。 MediumやNoteなどは、リンクをコピーしエディタにペーストすると勝手に変換されるが、WordPressといったCMSでは純正でリッチメディアには対応していない。 筆者はfunctions.phpにPHPコードを書きこみリンクをブログカードへ変更するよう設定しているが、ぶっちゃけコードなんか見たくない人が大多数だと思う。 そこで、本記事ではHTMLコードを貼り付けるだけで、見栄えの良いリッチメディアに変換してくれる『iframely』というサービスを紹介する。 このツールを使うだけで、記事の質やオシャレさがグンと上がるはずだ!

InstagramでSEO(検索エンジン最適化)を行う

Instagram(インスタグラム)は人気の高い写真投稿型SNSだが、そのトラフィックは外部流入が非常に弱い。逆に言えば、サービス内でのハッシュタグや位置情報のネットワーク効果が非常に強く、Instagram内で完結しているともいえなくない。 これはなぜかと考えてみたのだが、1つ仮説がある。Instagramで投稿された画像は<img>ではなく、<div class="_hogehoge">で表現されているからではないかと思う。 *<img>は画像(Image)を表現するHTML記述。 では、実際に見てみよう。

Veilの閉鎖から考え予測市場はコインチェックのようなUIにするべきだという話

 先日、イーサリアムベースの分散型予測市場であるVeil.coが閉鎖することを発表した。 https://medium.com/veil-blog/next-steps-for-veil-133777c4a774 これについて少し思うところがあったので、書いておく。 Veilとは Veilは、オープンプロトコルに基づいて構築されたP2Pの予測市場だ。ベースとなるプロトコルに、Augur、0x、Ethereumがある。つまり、簡単にいえばイーサリアムネットワークで稼働する予測市場プロトコルのAugurに、0xのオフチェーン注文機能を加えたプロジェクト。
- Advertisement -

こちらの記事も読まれています

- Advertisement -