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BTCPay Serverをデプロイしたので皆が使えるようにする

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BTCPay Serverをデプロイしたので、外部にも開放し始めた。

BTCPay Serverを簡単にいうと、オープンソースの暗号通貨ペイメントプロバイダーだ。開発者らは、「我々は会社でなくコードだ」と定義している。カッコイイ。

BTCPayを使用すると、様々な用途で暗号通貨での決済を取り入れることができる。例えば、オンラインストアの決済利用やPoint of Sale(POS)、クラウドファンディング、請求(インボイス)、寄付など。

BTCPayはOSSなので、誰でもデプロイし自分で受けつける支払いをコントロールすることができる。また、自身が秘密鍵を管理しているウォレット(ElectrumLedgerなど)とコネクトさせる形式なので、サーバー上に秘密鍵はなく資産が奪われることはない(勿論ローカルでGOXの可能性はある)。仮にBTCPayのUIで秘密鍵を要求してきたサービスがあった場合は詐欺だ。気をつけよう。

決済に用いられるアドレスは指定時間ごとに変化するので、エクスプローラーでこれまでのトランザクションを追われる心配もなく、プライバシー保護はバッチリ。TORもサポートしている。

また、OSSなのでオルトコインの開発者はBTCPayで採用できるようにDocker Imageを作成することで、経済圏の拡大を図ることも可能だ。現状、UTXOベースの通貨がいくつか使用できる。

BTC以外で決済可能な暗号通貨の公式なリストである(執筆時点)。

  • Bitcoin Gold (BTG)
  • Bitcoin Plus (XBC)
  • Bitcore (BTX)
  • Dash (DASH)
  • Dogecoin (DOGE)
  • Feathercoin (FTC)
  • Groestlcoin (GRS)
  • Litecoin (LTC)
  • Monacoin (MONA)
  • Polis (POLIS)
  • Viacoin (VIA)

通貨交換サービスであるCoinSwitchChangellyともAPIでコネクトできるので、実際はかなり多くの通貨で決済を処理することが可能。さらに、BTCとLTCはLightning Networkもサポートされており、瞬時のマイクロペイメントを自ら実行できる。興奮する。デプロイ時にはLNDとC-Lightningが選択できるが、僕は開発者が多そうなのでLNDでデプロイしている。

興味を持ったわけ

僕自身が暗号通貨決済を導入しようとしたとき、まあ当然ですが日本に該当するサービスはなかった。BitflyerやZaifが決済事業を行っているが、僕が探していたのは幅広い用途で使用できカスタマイズ性が強いものだった。

したがって、当然海外サービスを使うことになる。代表的なものではBitpayCoingateというサービスがある。これらのサービスは、暗号通貨で受け取った資産を米ドルやユーロなどに変換しユーザーのアカウントへデポジットさせる。ほか、オルトコイン決済をビットコインに変換することもできるので、一応登録しサービスとコネクトさせてみたりした。しかし、上記のサービスはKYCを行う必要があり、英語の登記簿などを送付しないといけなかった。手間書けて用意しても仕方がないので、使用することを断念した。

ほかの選択肢として、Coinbaseが展開しているCoinbase Commerceというものもある。こちらはフィアット交換をしないウォレットに近いサービスだ。フィアットで販売されているものを暗号通貨で受け取ったり、請求したい金額を指定し暗号通貨で受け取ることができる。現在、Shopifyは暗号通貨決済の選択肢としてCoinbase Commerceを採用している。Coinbase CommerceはKYCも無く良いサービスだが、できることは寄付と決済のみとなっている。

外部に開放する理由

なんか使い勝手良く色々できる暗号通貨決済のサービスないかと探していたところ、そういえばBTCPayがあるじゃないかとふと思い出した。となると、自分で使ってみたい衝動に駆られ抑えることができなかったので、早速ドキュメントを読み始めることになる。

見たところデプロイも難しくなく、外部のユーザーにも開放できるようなので実行してみた。

BTCPay Serverを自らサーバーへデプロイするとそこそこお金がかかり、Azureなどのクラウドサービスでは月$40程度、Luna NodeというVPSでは月$10程度かかる。

直近は自身で使う予定がないため、暗号通貨での支払い処理を取り入れたいかつKYCを行いたくない、デプロイするのが面倒であるユーザーに向けて開放している。サーバーの管理者(ここでいう私)はユーザーが追加されていることは分かるが、誰のウォレットも管理できない。

お金は取らないとさすがに財布がマズイので無料とは行かないが、月$5ドルで開放している。よくある決済サービスのように取引毎の手数料もない。$5は決済手数料が3.3%としたときの$150分程度なので、月$150以上の売上げがある人ならお得だと思う。PaypalやStripeなんかで断られる決済も、BTCPayなら何の成約もなく実行できる。

月$5は、毎月暗号通貨でインボイスを発行します。僕が忘れたらラッキー。

日本人は使わないだろうなと思っているので、紹介しているサイトはすべて英語で作成した。サービス名はMerkleSig

利益出てきたらデプロイしているサーバーにモニタリングソフトやWAF入れて強くしたい。

もし、使いたいけど公式ドキュメントを見てもよく分からない、色々ビットコインの事を話したいなどあればDiscordのサーバーを作成したので、そちらで話しましょう!

適当な事いいますが、プラットフォームを介さず既存リソースを活用しているビジネス(民泊や車のレンタルなど)をやっている人は、BTCPayで支払いを受付け直接ElectrumやLedgerに送金させる形をとれば、税金マンにバレないんじゃないでしょうか笑。

既存リソースを売上にしているだけなのですぐにキャッシュ化する必要はないし、Localbitcoinsや知人を頼れば交換できるはずです。

BTCPayでの決済を試してみたい方、下のボタンから寄付してみても良いんですよ?($5)

追記(2019/04/07)

  • 年間プランとして50ドルを用意しました。10ドル分安くなりアカウント作成が必要なくなります。
  • 注文画面で住所などを入力を除去しました。名前とメールアドレスだけで構いません。

追記(2019/07/21)

BTCPay Serverの公式ドキュメントに乗っていました。

ご参考にしてください。