ライティングに特化した軽量CMS「Ghost」の特徴まとめ

ブログを公開しようと考えとき、最も一般的なのはWordPressである。

ただ、WordPressは非常に汎用性が高いCMSであり、プログラムが巨大であることや記述言語がPHPであるため、速度面でのパフォーマンスは高くない。

現代において、ウェブサイトの表示速度はユーザーの利便性に直結しており、速ければ速いほど良いのではないだろうか。

筆者自身も遅いウェブサイトは見る気が起きない。

実際、現在筆者のブログもWordPressで構築されている。だが、レンタルサーバーではなく、VPSかつ高速化チューニングされたKusanagiを使用しているので、通常のWordPressサイトよりは『速い』はず。

現時点で読み込み速度は3秒を切っているので問題はないのだが、よりシンプルにしても良いと考えたことと、有料会員機能を付けたいなと感じている。

そんなことで、より動作が高速であり、StripeのAPIと連携し有料会員機能もデフォルトであるGhostを探ってみたので、特徴を簡単にまとめてみる。

  • Node.JS製
  • JSON APIがSEOに最適化されている
  • 高いセキュリティ
  • WordPressと比較し読込速度が最大1900%高速
  • AMPがOn/OFFだけで使える
  • Zapierでの自動化処理スタックが豊富
  • Stripe決済による有料会員機能(Ghostが取る手数料は0%)
  • Markdownで記事を書ける
  • すべてがシンプル
  • テーマが検査されている
  • デフォルトのメルマガシステム
  • デフォルトのサイトマップ

現在、Bitnamiのイメージをローカルで動かしているので、CMSを移行するかもしれない。

メンバーシップ機能

OpenAIやDigitalOcean、The Stanford Review、SquareなんかもGhostを使用している(参照元)。

追記

実際、DigitalOceanのDropletにある、1クリックアップを利用し、Ghostでブログサイトを立てあげてみた。

結論から言えば、かなり快適な感じがある。

もちろん、WordPressのような管理画面から行う自由度は高くないものの、VPSからコマンドラインをいじれば大抵のことは完了する。

ポスト、ページ、タグしかないシンプルな構造で、非常に軽い使い心地は、ブログ構築にかなりオススメである。

健康器具や食品などをアフィリエイトするためのゴチャゴチャしたデザインには合わないが、開発者や事業家がブランディングやアウトプットに用いるのであれば、かなりアリだろう。

Ghost
Ghostのダッシュボード画面。とてもシンプルだ。

DigitalOceanを利用する場合、以下のリンクから登録すると、60日間使える100ドル(1万円強)をゲットすることができる。

お得に使いたい方は是非!

テストしたい場合

ローカルでテストしたい場合もあると思う。

そんなときは、以下の記事でも書いている通り、Bitnamiのイメージを使うと良い。

Windows、Mac、Linuxで実行可能だ。

このURLよりアクセスし、利用している端末へインストールすれば無料でテストできる。

Ghost Bitnami

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