2020-01-20 (月曜日)

アメリカ人は宝くじに年間10万円以上を費やしている

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金曜日の夜、ジャックポッドで3億4000万ドルの大当たりが出る確率は、302,575,350分の1である。

数えるのが面倒な方のためへ簡単に説明すると、約3億分の1だ。

見方を変えれば、休暇中にアメリカ国立公園でハイイログマ(グリズリー)に襲われる可能性の方がはるかに高い。国立公園局によると、このようなことが起きるのは270万回に1回だけだという。

グリズリー
Photo by 🇸🇮 Janko Ferlič – @specialdaddy on Unsplash

何千人ものアメリカ人が、非常に低い確率で勝つチャンスを夢見て、チケットを買っている

米国勢調査局によると、アメリカ人の約半数が州の宝くじを利用しており、2017年の総売上高は710億ドルを超えたとのこと。消費者は、宝くじに毎月平均86ドルを費やしているのだ。

Bankrateが米国の成人2,300人以上を対象に行った最近の調査によると、ロトチケットへの支出は、消費者1人当たり年間約1,038ドルに上る。Bankrateの調査結果は、米労働統計局が2017年第3四半期から2018年第2四半期まで、アメリカ人の平均支出額として発表した月額70ドルをわずかに上回っている。

How much money do Americans spend on lottery tickets? Via Bureau of Labor Statistics

これは、日本人も例外ではない。

Twitterのこのリンクを見れば、よく分かる。

特に給料が高くない場合、年間数百ドルを宝くじへ費やすのは、資産管理に大きな影響を与える。しかし、年収3万ドル未満(約300万円以下)のアメリカ人は、所得の約13%を宝くじに費やしていることを認めている。

Halpern Financialの公認ファイナンシャルプランナーであるAaron Clarke氏は、「1ドルは人によって違う事を意味する」と述べている。

年収約5000万円の人は、年収300万円の人ほど、10万円のことを心配しないだろう。

お金
Via Alu
お金
Via Alu

宝くじへの支出と比較すると、アメリカ人はケーブルテレビやサブスクリプションボックス、UberやLyftのような相乗りアプリ、ランチ、テイクアウト、ディナー、酒飲みなど、日常的な買い物に費やす金額は多い。

Ladderが委託し、OnePollが4月に実施した米国の成人2,000人を対象とした調査によると、衝動買いだけで月額109ドル(約1.1万円)になるという。

ペンシルベニア州立大学心理学教授であるKevin Bennett氏によると、確率を知っているにもかかわらず、人が宝くじを買い続けるのには、心理的な理由があるという。

それは、人間は何かが起こる確率に関して、非現実的な楽観主義を持っているということだ。

また、一度に費やす金額がさほど大きくないため、自分で合理化しやすい習慣でもあるという。

「1箱購入するタバコと同じように、宝くじは毎日1枚のチケットを買うなど、理由を正当化しやすい。しかし、総支出額を考えると、あまり魅力的ではないはずだ」

Kevin Bennett

宝くじのような、罪悪感ある楽しみへの支出を抑えたいのであれば、長期的な資産構築計画を立て、それを毎月の予算に分けることをオススメする。

Clarke氏は、以下のように述べている。

「もし、退職後の貯蓄や借金返済などにお金を当てたいと思っているなら、具体的な数値に置き換えた計画を持つことで、無駄な支出より優先順位が高いことを思い出させてくれるだろう」

Aaron Clarke

簡単で重要なことは、自分に何度も問いかけてみることだ。

Clarke氏いわく、節約目標をすべて達成しているのであれば、宝くじに1,000ドルを使ってもそれほど影響はないとのことだ。

こちらの記事でも書いているが、お金に関して、人間の本能に逆らうようコントロールしなければならない。

参照:cnbc


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Keisuke Kuribara
株式会社Propagation代表取締役。興味対象は、ビットコイン、大麻、ウェブ、金融、生物、心理など。金融から健康、テック、音楽など様々な事について執筆しており、このブログは月間10万PV程度となっております。自身のアウトプットや知的好奇心を満たすことが主な目的です。お仕事の依頼や相談などお気軽にお問い合わせください。

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