新型コロナウイルスによるパンデミックで人の生活は代わり、株や不動産の価格は下落しています。
原油はヤバいですね…

これは、人の移動が大きく減ったことで原油の需要が下がったため、在庫がダブついているからです。
これだけ大きなインパクトあるイベントはそうそうなく、前回でいえばリーマンショックと約10年前になります。
こういったイベントが起きた後は、その後どうなるのか予測されるのが当然です。
一般的に予想されていることについて、一応僕の意見を連ねておきますね。
- 統計
- 心理
- 社会
- 経済
- 宗教
- 医療
など、様々な要素が含まれるものですので、予想はほぼエンターテインメントです。
当たる外れるは確率として50%なので、話半分参考程度に聞いてもらえばと思います。
基本的に専門家であるか素人であるかに関わらず、ただの予想が当たる確率というのはさして変わりません。
自分の事業で実際に金をかけており、人も動かしているという状態の人物の仮説には深さが到底及ばないわけです。
つまり、将来の予測に関して、自分で立てた仮説以外は特に意味ありません。
人の意見を参考にしつつ、自分で導いた仮定を積み上げていきましょう!
「あの人が言っていたし、そうだろう」
熟考するのは骨が折れる作業ですが、こういったことは本当に避けたいものです。
動画にもしました👇
デリバリーが増える
フードデリバリーについてですが、あくまでもデリバリーに最適化されたフードの供給が増えるか、気軽に注文する人が増える程度だと思います。
簡単に言えば、ファストフードのデリバリーが増える程度だと考えています。
考えてみてください。
お店その場で提供される料理のほうが確実に味は良いですよね?
しかも、デリバリーは (サービス料 + 配送料) がかかるので、割高にもなります。
Uber Eatsの場合、料金は以下の数式で算出されます。
料理代金 + 配送手数料 + サービス料 + (少量注文の配送手数料)
例えば、マクドナルドを店舗とUber Eatsで利用した際、ダブルチーズバーガーは以下のように値段が異なります。
店舗 | Uber Eats |
¥340 | ¥380 |
当たり前ですが、1.12倍程度Uber Eatsの方が割高です。
さらに、お店の雰囲気、周りの人との会話、匂い、こういったこともデリバリーは楽しめません。
人は、割高で、まずくなり、楽しみも減ったデリバリーフードを利用するでしょうか?
これは僕の実体験でもあります。
好きな中華料理屋がUber Eatsに表示されたため、好きな料理を注文しましたが、とても味気なく感じました。
これからもデリバリーに最適化されたファストフードがメインになるでしょう。
どれだけ高い弁当をデリバリーで頼んでも、Instagramでイキれません。
リモートワークが増える
結論から言えば、一部では普及すると思います。
ですが、一部です。
これは、リモートワークで生産性が向上または変化しないのは、一部の業界かつ一部の人間のみであるはずだからです。
『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』で示されているデータを提示したいと思います。
- 日本人のおよそ3分の1は日本語が読めない
- 日本人の3分の1以上が小学校3~4年生の数的思考力しかない
- パソコンを使った基本的な仕事ができる日本人は1割以下しかいない
- 65歳以下の日本の労働力人口のうち、3人に1人がそもそもパソコンを使えない
日本語をキチンと読めて、PCを用いた基本業務が出来る人間は数少ないということです。
僕の実体験としてあるのですが、メールで対応していると以下のようなケースに数多くブチ当たります。
- 誰のことを指していて、何をして欲しいか全く分からない
- こちらのメールをほぼ読んでいない
- 詳細が説明されたDocsを用意し、リンクを掲載していても見てくれない
こちらにも改善点あることは確かですが、非同期的にテキストメッセージで意図を伝えるのは辛いものがあります。
結構、頭の中にあって口から出てくる言葉を「言語化して表現する」のは難しいのです。
- メッセージのやり取りはSlackやMicrosoft Teams
- 共同作業はG-SuiteやJira
- ビデオ会議はZoom、Microsoft Teams、Google Meet
- 顧客管理はSalace FourceやZendesk、Hubspot
- デザイン管理はFigma
- 契約書はクラウドサイン
たしかに対応出来ますが、これだけのSaaSを使いこなる人材はそう多くありません。
圧倒的に、Face to Faceが優れています。
また、上記は基本業務のことでしたが、人間関係構築にも言えます。
僕は気軽に人を信用できないタイプなのですが、相手も自分のことをオンラインだけですぐに信用してくれるとは思っていません。
- アポ
- 商談
- 契約条件確認
- 契約
すべてオンラインで完結したとして、ちゃんと金払ってくれるかどうかの不安は付きまといます。
相手やこちらの懐事情を察することも難しくなるので、いざというときのリスク回避もしづらいイメージです。
地方移住が増える
地方に移住したい人はするでしょうね笑
人は基本的にあまり生活を変化させたくない動物ですから、これまで都会に住んで、都会での人間関係を構築してきた人が、人口密度の高い都心を引き払い、地方(田舎)へ突然移住するというのは考えづらいでしょう。
もともと、地方移住を考えていた人は別ですけどね笑。
都会暮らしに疲れたといっても、田舎での人間関係は、それはそれで面倒くさいものです。
すでに友人がいたり、趣味繋がりの人がいたり、仲良い人達で移住するというケースはありそうです。
現実的なところでは、「地方にも住める拠点を作っておく」くらいかと思います。
徒歩5分でいくつもコンビニがあり、少し歩けばバリエーション豊かな飲食店に出会える都心に飼いならされた現代都会人は、スーパーまで車30分の環境や独特の村社会に怖ささえ感じるのです。
宗教普及
宗教は普及すると思います。
宗教は価値観の方向性を定めてくれる、極めて有能な概念です。
不安、恐怖、悩み、こういったことは宗教が解決してくれるケースが往々にしてあります。
宗教といえば一部の新興宗教のせいで過激なイメージがありますが、本質はすごく健全なものです。
宗教(しゅうきょう、英: religion)とは、一般に、人間の力や自然の力を超えた存在を中心とする観念であり、また、その観念体系にもとづく教義、儀礼、施設、組織などをそなえた社会集団のことである。
Wikipedia
僕自身は特定の村に属せずプラプラしていたいのですが、ある価値観にハマって似た集団で支え合っていたほうが多くの人は幸福だと思います。
宗教関連の市場は伸びると思いますね。
既に、Facebookなんかだと占星術的なことを発信する人が増えている印象です。
今後何に気を付けた方が良いのか
結論、『日常生活を健康的にすること』と『交通事故に配慮する』べきです。
健康的な生活ってのは抽象的で分かりづらいですが、週2回程度の有酸素運動と高脂質高糖質な食生活を避けるくらいなものです。
オーガニックとか、野菜を大量に食べるとか、そーゆーのは宗教なので個人の好きにしたら良いと思います。
人間の思考には『システム1(早い思考)』と『システム2(遅い思考)』があります。
要するに、『感覚的な考え』と『熟考』です。
一般に人間はシステム2が苦手であり、ゆえにリスクや真実を見極められません。
すべての物事に対して熟考するのは、流れるように意思決定が求められる生活で現実的ではありません。なので、これまでの経験や信念によって、瞬間的な判断をします。
誰でもそうです。
小さなリスクへ過大な保険をかけたり、大きなリスクを見過ごし無防備になったりするのは正にこれで、突発的な感染症よりも気をつけるべきことは以下の通りです。
- 悪性腫瘍
- 心疾患や脳血管疾患
- 肺炎
- 不慮の故事
- 腎不全
- 自殺
データは以下のとおりです。


つまり、コロナウイルスへ怖がるのはわかりますが、死にたくないなら上記のような死因を防ぐ努力の方が効果的なわけですね。
結核の死亡率は大きく下がっていますが、日常的な健康への配慮で防げそうな死因はいずれも増えています。

日常生活や不慮の事故に気をつけて行きたいものです。
他にも何かあれば教えてくだ〜い!